総合評価3星: Deviant: Blood & Roses #1

2014年8月5日

Deviant: Blood & Roses #1シャロン(Sloane Romera)は行方不明になった妹を探していた。警察は一向に動きのない事件に、何もしてくれない。探偵のツテで妹の行方を知っているという男に会うことにしたシャロン。妹の情報の交換条件は、シャロンの体。妹の行方を探すためと、シャロンは怪しい危険な雰囲気漂う男性ゼス(Zeth Mayfair)と一夜と共にするのだが期待していた妹の情報は得れぬまま、2年の月日が経っていた。

著:Callie Hart

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この本、随分前にAmazon U.S.で無料だったので、いつか読もうと、とりあえずダウンロードしておいた本。全部で4部作のこのストーリー、「完読するのに時間かかるなぁ~」と二の足を踏んでいたのだが、あらためてレビューを見ると好評化なので、思い切って読んでみた。実際は、1冊が170ページ程の中編小説で、4部作といっても長編物の2部作にあたるボリュームであることが判明。

ちなみに、現在も楽天ブックスと、Amazon U.S.で無料です(なんでAmazon Japanだけが有料なのか、激しく疑問だが・・・)。

ストーリーをザクッと簡単に説明すると、「大人バージョンの不良少年と優等生女子の恋話」。

でもなにせ、「大人バージョン」なので、ゼスの不良ぶりもバージョンアップしています。マフィアにギャング、犯罪、ドラック、マネーロンダリングなどなど。一方シャロンはゼスと一夜と共にするまで処女の医者の卵。2人のエロもゼスのアルファ度が炸裂で当然バージョンアップでエロエロ。

この本自体は、まだまだストーリーの走り出しで、大きなドラマは起きませんが、この後を期待させる、続きが直ぐに読みたくなる内容に仕上がっています。

行方不明の妹の情報を引換に、名前も顔も職業も何も知らない怪しい男と暗いホテルの一室で体を重ねたシャロン。その後2年の歳月が過ぎたが、あの夜、暗闇で触れた彼の体とセクシーな声を忘れることが出来ないまま、医者となったシャロンは救命救急医として多忙な毎日を送っていました。

ある日、リストカットで死の淵を彷徨う心に闇を抱えた女性を病院に連れて来た魅力的な男性の声に体が自然と反応するシャロン。彼のセクシーで危険な香り漂う風貌により一層「あそこが濡れた」シャロンは、2年前のあの夜の記憶が鮮明に蘇り、その声の主がゼスという男性だという事を突き止めます。

一方ゼスは、シャロンと一夜を共にする以前からシャロンの存在を知っていました。過去に多くの女性とヤリまくってきたゼス、2年前に一度だけ体を重ねた女性の事が何故そんなに気になるのか、彼自身戸惑っています。さらに、1人の女性に執着することは、彼の世界では実を滅ぼすことにも繋がりかねない。ゼスはシャロンへの思いに心の葛藤を抱え、シャロンもまた危険と分かっていながら彼の魅力に引き寄せられ、困惑しています。

ゼズって・・・。幼い頃の体験から心に闇を抱え、以後ずっと闇の中を彷徨ってきたワル。エロチカロマンスのツボを完全に抑えた こういうアルファ度満載の影のある男、Wet Rush大好物です。

アルファ度の話で行くと、2人のエロ、BDSMとバニラの中間に位置する、かなりグレーなエロ。厳密には、BDSMよりのバニラに近いですね。BDSMとバニラ、どちらのカテゴリーにこのストーリーを入れるか迷いますが、過去にレビューを書いた完全BDSMストーリーを軸に考えると、このストーリーは、Wet Rush内では「バニラ」扱いにしておきます。

胸熱度
濡れ度
泣き度
総合評価

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