総合評価3星:Falling Into You: Falling #1

2014年2月23日

Falling Into You: Falling #116歳、高校生のネリー(Nelly Hawthore)と隣の家に住むケイル(Kyle Calloway)は生まれも数か月しか違わない幼馴染。物心ついた時からいつも一緒。ネリーとケイトの友情が初恋へ変わるのは、ごく自然なことだった。ケイルは、高校のアメフトチームのエース、将来はプロにも行けるのではと期待された青年だったが、彼が大学進学をまじかに控えた18歳の時、悲劇が襲う。そしてそこからネリーの苦悩が始まった。

著:Jasinda Wilder

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毎回、BDSMの長編ものを読むんだ後は、真逆のストーリーが読みたくなる。前回は、ダークなBDSMの後に、カラっとしてて、笑えるスタイリッシュなエロチカロマンスを読んで、今回のヘビーなBDSMの後は、純愛ものが読みたくなった流でこの本を読んでみた。

ストーリーの前半はまさしく、純愛の世界100%。幼馴染に恋をして、付き合い始めるネリーとケイル。ファーストキスもファーストセックスも、とにかく可愛い。バレンタインデーの夜、2人が迎えるロストバージン。どしていいか分からないながらも、男性としてリードしなくてはと、奮闘するケイル。喉から心臓が飛び出すのではないかと思えるほど緊張するネリー。読んでるこちらまで、ドキドキして2人の純粋な感情がバシバシ伝わってきます。

しかし、2人が大学進学をまじかにひかえたある日、ケイルは、事故で亡くなってしまいます(ケイルが亡くなることは出版元のあらすじに明記されてます。ネタバレじゃないですよぉ~(笑)ケイルは、ネリーを庇い、彼女の目の前で息を引き取りました。事故の痛みに苦しみ、意識が遠のくケイルを見守ることしか出来なかったネリー。

今までのネリーが嘘のように彼女の心は、壊れてしまいます。数年後、彼女は心癒ぬまま、ニューヨークで一人暮らしを始め、偶然ケイルの兄コルトン(Colton Calloway)に再開し、2人の関係がぐっと近くなっていきます。ネリーに恋をするコルトン。彼女の壊れた心や体は少しずつ癒されていきます。

Falling Into Youこのストーリーの好きな所は、ネリーもケイルもコルトンもとにかく素直。他のロマンスにあるように、相手への思いをごまかすような駆け引きはありません。初めてのセックスの後は、すぐに

“Falling into you”

と認め合い。間髪入れずに、

“I Love You”

と相手への思いも認めます。

また、コルトンも実家を離れニューヨークに来たのには訳があり、ニューヨークに来てからもアンダーグランウドな世界で、苦労を重ねた過去がありました。そんなコルトンも実は、ネリーの存在が癒しになっていたのだと思います。また、ケイルという共通の悲しみを抱えている2人が、お互いを必要とするのも自然なことだと思えます。

“We understand each other, Nelly. We’ve both lost someone we love. We both have scars and regrets and anger. We can do this together.”

コルトンは、ニューヨークのアンダーグランウドな世界を渡り歩いたワル(元)で、2人のセックスでは、若干アルファぶりを発揮しますが、おおむねは、見た目の風貌と違い、とにかくスイート(個人的には、もうちょいアルファ度が欲しい所ですが)。

また、ネリーとコルトンは、ストリートミュージシャンという一面も持ち合わせています。ストーリーに出てくる相手への思いをつづった歌詞に、なんとも胸キュンになました。単純な1人の主人公とヒロインのロマンス留まらない、けどトロトロに溶ける、甘さ全開ストーリーです。

胸熱度
濡れ度
泣き度
総合評価

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