総合評価5: Father Mine: Black Dagger Brotherhood #6.5

2015年1月26日

Father Mine: Black Dagger Brotherhood #6.5早産の上、帝王切開でなんとか、娘のナリア(Nalla)を出産した、ベラ(Bella)。ザディスト(Zsadist)は、ヴァンパイアの出産は難産と言われる中、無事に出産を乗り切ったベラに一安心していた。そして初めて目にするわが子。素直に喜ぶべきが、イノセントで儚いナリアを見つめるたびに、とてつもない恐怖心がザディストを襲っていった。

著:J.R. Ward

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Black Dagger Brotherhoodシリーズ、6.5部。父となったザディストの心の葛藤を綴った中編本。

Oh, sweet Virgin in the Fade…Zsadist…Zsadist, 愛してるぞぉぉぉ~~ (失礼:汗)

なんて不器用で、でも本当は、健気で、温かくて。もうねェ・・・ロマ本ヒーローのツボを押さえまくった、すばらしいキャラでございます。

前回の6部フュアリー(Phury)の本では、ロマンス不足に不満があったが、そこをすっかりザディストが穴を埋めてくれた(私が求めてるのは、これなのよ!)

無事に出産を終え、新たに家族が増えたザディストだが、2週間たっても娘を抱く事さえ出来なかった。ザディストの手首と首に記された、過去の血奴隷としてのタトゥー。将来娘が大きくなったら汚れた自分をなんと思うのか、自分が父親というだけで、彼女を不幸にするのではないか。ベラと出会った当時も、彼女に相応しくないと自分を否定して、自ら身を引こうとしたザディスト。それと同じ気持ち、またはそれ以上の恐怖心が無垢なナリアを見つめるだけで襲ってくる。

一方、ベラは、娘を抱きもしないザディストに悲しみを覚え、自分にも以前のように愛情を示してくれないザディストに不信感さえ覚えるようになっていた。一時的に兄のリヴェンジ(Rehvenge)が所有するアパートにナリアと2人身を置き、ザディストから距離を置くことも考え初めていた。

しかし!! ザディスト男を上げ、成長をみせます。

以前のベラに出会った当時のザディストなら、いっそうベラを悲しませるような行動をとり、自ら見を引いていたが、レッサーに捕えられたヴァンパイアを救出する傍ら、自ら負傷しながらも、ベラが出て行くのではと心配になり、携帯からこんなメッセージをベラに送る。

I’m so sorry, I love you. Please forgive me – Can’t live without you.

あのザディストがだよ!!

Black Dagger Brotherhood #6.5娘を得て感じた恐怖心を素直にベラに打ち明け、克服するのを助けて欲しいとベラに協力も求めるザディスト。また、ベラも育児を言い訳に2人の時間を持てていなかった事を反省し、たっぷり濃密な時間を作り(すばらしきエロの世界)。

そして、ついにザディストは、父親の意味や安らぎ、幸せをベラ、ナリアから見出して行くわけですよ。

もう~、Zsadist、Zsadist、Zsadist・・・なんて素敵な男だ。

ザディストの成長が魅力満載のこの本。ザディストファンは、ぜひ読んで欲しい!!

二見書房さん、せめてこの本まで、翻訳いかがでしょう。

He chest swelled with renewed purpose. The were both his, there two. His and his alone, and he had to take care of them. One was his heart and the other a piece of himself, and they completed him by filling voids he didn’t know he had.


日本語版ブラック・ダガー・ブラザーフッドシリーズ / 訳:安原 和見

     
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