総合評価4: Mischief: The Original Sinners #8.6

2017年11月12日

Mischiefノーラ(Nora Sutherlin)の新恋人フランス人のニコ(Nico)はまだ一度もアメリカのハロウィンを経験した事がないという。それならばとニコをアメリカに呼んで、一緒にハロウィン(大人な)を楽しもうと、計画を立てるノーラだった。

著:Tiffany Reisz

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Tiffany Reiszが読者へのハロウィンギフトとして書いた無料短編小説The Original Sinnersシリーズの8.6部。

それにしてもこのシリーズ、本編8部作の合間に短編、中編やら数が多過ぎて、全シリーズを捉えるとすごい事になってるww。

この本も含め、無料で提供されているストーリーが多くて、本当にTiffany Reiszは太っ腹。それにこの本、短編小説と言うには申し訳ないボリュームで普通に中編小説と言っても何ら問題ないページ数。

レビューも書くにあたり…まず、ニコって誰? という人もいると思うので、簡単にご説明。

ニコはシリーズもう1人のヒーロー キングスレー(Kingsley Edge)の息子(26歳←ノーラより11歳年下)。この頃キングスレーはすでに50歳の設定で、昔キングスレーがフランス特殊部隊で軍人やってた頃に出来た子供がニコ。キングスレー自体はニコの存在をずっと知らず、ニコが大人になってからノーラによって発見された。ニコは義理父が営んでいたワイナリーをそのまま引き継ぎ、フランスでワイナリー経営を成功させている。

という訳で、ノーラによって発見されたニコは、そのままノーラといい関係になっちゃう。しかもニコはノーラのSub。

ってさぁノーラさ〜ん、長年付き添うDomでありパートナーのソルン(Søren)がいながら、一時はウェスレー(Wesley)という年下美少年ともいい関係になり、そして今はニコ。

とにかくさ、ことごとくロマンスの真逆のセオリーを行くノーラの「ヤリマン」ぷりったら。

ソルンを心から愛してると言いながら、ニコも愛してると言い切りる、二股上等のこの「開き直り」ったら。

しかも、ニコはあなたのビジネスパートナー兼親友のキングスレーの息子、「オープンセックス」の弾けっぷりたら。

まぁ〜羨ましい事。

そう、読んで羨ましいと思えるほどに、違和感ないのよ。

これが、Tiffany Reiszの技だね。

とにかくブレる事のない絶対的な世界観がずっとシリーズ通してあるから、「それが当たり前」と自然と読者もそれを受け入れられる。

この本でも、ノーラはニコに「あなたが別の女性とエロい事してるの見たい」と3Pっぽい事したりするんだけど、そのストーリーの運びがものすごく自然で、むしろその行為によって余計にノーラとニコが愛し合ってる事が強調されて、常識外な関係にも関わらず、そこにあるのは、他と何ら変わらない胸が熱くなるロマンス。

エロくてストーリーが重くなりがちな設定なのに、カラっと明るく、クスクス笑いが溢れる ノーラとニコのHappy Halloween。

やっぱり、すごいなTiffany Reisz。

ノーラとニコのエロいけど可愛2人のストーリーもっと読みたい。

そして、今はついに発売となった、これまたThe Original Sinnersシリーズに登場する、グリフィン(Griffin)とマイケル(Michael)のBL本を読んてます(近日レビュー要ご期待)。

 


日本語版The Original Sinners / 訳 清水 由貴子、藤峰 みちか (Amazon Japan)

    
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