総合評価4: Something Nice: The Original Sinners #1.1

2016年8月29日

Something Nice: The Original Sinners #1.5本シリーズ1部、セイレーンの涙の数ヶ月後、年下の同居人ウェスレー(Wesley)との別れに傷心のノーラ(Nora Sutherlin)はある日、神父でありノーラのマスターでもあるソルン(Søren)の指示により教会メンバーの自宅で開かれるピクニックに参加する事に。長い歳月Mistress、BDSM作家として昼間の明るい世界とは無縁だったノーラ、まったく不釣り合いなピクニックに、自分の居場所を見つけられずにいた。

著:Tiffany Reisz

久しぶりのThe Original Sinnersシリーズ。この本は、Tiffany Reiszのサイトから配信されているニュースレター購読者を対象に彼女が特別に書き下ろした非売品短編小説。

Tiffany Reiszって本当に太っ腹なのよね。

この本以外にも、The Original SinnersシリーズはTiffany Reiszのサイトに無料で公開されているショートストーリー(もはやショートの域を超えた中編本など)が沢山ある(リストはこちら)。そのほとんどが、出版された本と本の間のある時期を切り取ったショートストーリーなのだが、それらを読む事でよりシリーズを通しての全体のストーリーへの理解が深まる。

本当に数が膨大で、Wet Rushも暇を見つけてはチョコチョコ読み、この世界感に再度浸ってみたりしてる。

所でさぁ、この表紙カバーの女性、作者本人のTiffany Reiszに似てると思わない?

Tiffany Reiszのイメージするソルンの男性像を前回のThe Confessionの表紙にしたなら、今回はノーラをイメージする女性を表紙にしたのかな…とか思ってしまった。そしたらノーラのイメージは、Tiffany Reiszそのもの(笑)。

まぁ作家が妄想のプロだとしたら、当然ヒロインがより自分のイメージに近くなるのは当然かな。

で、この本の感想は…

やっぱり、Tiffany Reisz好きです。

ウェスレーとの別れを経験して、落ち込んでいる自分をソルンには見せないようにしてるノーラだが、本心は辛い、そんなノーラの気持ちを理解しながらも昔のような関係にもう一度戻りたいと思うソルンは今まで以上に、ノーラとの時間を作りエロエロだけど、ソルンも本当は文脈から想像するに「無理やりウェスレーとノーラを引き剥がしてそれが本当に正しい事なのか」と自問自答している。

だから2部の「天使のはつ恋」で、ノーラをウェスレーに開放させるソルンだが、やっぱり一人の男として、不安は拭い切れない。で、この時からノーラに約束させる。

“You ‘re going to make me a promise — a promise that you’ll always come back to me,” he said.
Nora shrugged. “Easy. Especially since I don’t plan on ever leaving you again.”
“But if you do, will come back?” He met her eyes. He wasn’t joking. He wasn’t teasing. He was serious.

“Yes, Søren, my Sir, owner of my heart, master of my body, and keeper of my soul — I promise that I will always come back to you.”

はい。ソルン、ご主人様、私の心のオーナーであり、私の体のマスターそして、私の魂のキーパー… 約束します。私はいついかなる時もあなたの元に戻ります。

あっぱれBDSMでございます。はい。!!!


日本語版The Original Sinners / 訳 清水 由貴子、藤峰 みちか (Amazon Japan)

    
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