シカゴにある広告代理店でインターンをしているクロエ(Chloe Mills)はフランス帰りの新しいボス、 ベネット(Bennett Ryan)の傲慢な態度に我慢がならない。いくら上司と言えども我慢の限界がある。それに加えベネットは、イケメンでセクシーなアルファ男。それも輪をかけて頭にくる、気になる存在だった。
著:Christina Lauren
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この前の本が、あまりにも激しくダークなBDSMストーリーで、もうBDSMにお腹一杯で、軽めのエロティックロマンスを読もうと思い選んだのがこの本。予想通り、現代のスタイリッシュな若者のストーリー。The Dark Duetシリーズのように号泣&頭痛に見舞われる事もなく、でもエロく、サラっと読める本です。
読み終わった感想は、Crossfireシリーズの明快バージョンという所でしょうか。エロさは、この本もCrossfireに引けをとりません。とにかくエロいです。
仕事中だというのに、クロエへ対しての欲望を強く感じるベネットは、平然を装うのに、クロエに傲慢な態度をとっていました。また、クロエもイケメンでセクシーなベネットを見るだけでも、何故かイライラする。そんなある日、会議の準備に追われ残業していたクロエ、ベネットと2人きりの会議室で、彼女のお尻が、ベネットの目の前に・・・ベネットの自制心もついに限界を超えて、そのままセックスに流れ込んでしまいます。
それからというのも、彼のオフィス、非常階段、エレベーター、車の中、ベネットの実家のトイレと、ありとあらゆる所でヤリまくります。
“He looked so different – still my asshole boss, but also someone else now: a man, in my bed, looking like he was ready for round… Four? Five? I couldn’t keep track.”
クロエのセクシーなランジェリーを次々を破り、それをコレクションして、ひそかに楽しむベネット。
そんなヤリまくりの2人ですが、お互いの気持ちが明確化しないうちから、欲望が先に走りすぎ、後から気持ちを確かめあう、その過程で傷ついたり、喧嘩もしたり。エロいのに、なぜかカラっとした気持ちになる本でした。
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