総合評価3星:Fifty Shades of Grey #1

2013年3月4日

Fifty Shades of Grey大学卒業をまじかにひかえた アナ(Anastasia)は、風邪でダウンした親友&ルームメイトに変わり、大学新聞のインタビューで、実業家として成功を収めた CEOの  クリスチャン(Christian Grey)をもとを訪れる。大企業のCEOなんておやじに決まってると決めつけていたアナだが、実際のクリスチャンは驚くほど若く、ハンサムで魅力的だった。そんなクリスチャンもアナに魅力を感じ、お互いの関係がいっきに近くなっていく。しかし、クリスチャンは「契約が済まないと君へは手を出さない」と不可思議な事をのべ、初めてベットを共にしても何もしてこない。そんなアナは、その「契約」とやらの内容を突き詰めていくのだが・・・「契約」とは、S(Dominant)であるクリスチャンのM(Submissive)として秘密を厳守し、プレイの詳細を取り決める契約書だった。

著:E. L. James

楽天ブックス | Amazon Japan | Amazon U.S.

本サイト一発目のレビューは、すっかりベストセラーで世界各国(日本も含む)に訳されて、ついに映画化までも決定した、Fifty Shades of Grey。Erotic Romanceファンの間では、なぜこの本がこれほどまでに一人歩きしてるのか不思議という声をよく耳にします。この手のBDSM(Bondage & Discipline, Sadism & Masochism)の本はずっと前からあるし、E. L. Jamesも無名の新人作家。Erotic Romanceという超ニッチな世界を楽しんでいるファン以外に、トワイライト(注1)の女の子ファンを取り入れマーケティングがうまく行ったということなのかも。

実際のストーリーでは、BDSMシーンは、かなりソフト。アナ自身処女だった上にBDSMの世界ではまったくの素人で、調教も必要と考えたクリスチャンは、スパンキングでのお仕置きや、Saint Andrew’s Crossに拘束して、Riding Cropで鞭打ちして、セックスする程度(それでも、私は濡れ濡れで、途中オナニー中断を挟んでのこれらのシーンを読みました)。しかし、クリスチャンもBDSMプレイ以外経験がないという過去があり、アナとのバニラセックス、シンプルなセックスにも興味を示していく。

クリスチャン自身、幼年期の辛い過去がトラウマとなり、普通の恋愛が出来ずにいた、そこに現れたアナとの出会いで、彼自身大きく変わろうとしていく。初めてアナとセックスをした次の日の朝、彼は・・・

“Well, we can start with: How was last night for you?” His eye burn, filled with curiosity.
“Good” I murmur.
His lips lift slightly.
“Me too,” he murmurs. “I’ve never had vanilla sex before. There’s a lot to be said for it. But then, maybe it’s because it’s with you.”
He runs his thumb across my lower lip.

う~ん、恋の始まりです(笑)

バニラセックス中クリスチャンはアナにこんなことを言ったりしています。

“Do you know how intoxicating you smell?”
He murmurs, and keeping his eyes on mine, he pushes hid nose into my pubic hair and inhales.

He swirls his tongue around and around, again and again, keeping up the torture.

My legs go rigid, and he slip hid finger inside me.
“Oh, baby. I love that you’re so wet for me”
He moves his finger in wide circle, stretching me, pulling at me, his tongue mirroring his actions, around and around.

熱いです。

アナとクリスチャンは、メールでのやり取りでお互いの思いを伝え合うのですが、この英語の表現が美しくもあり、また爆笑ありと、ストーリーに花を添えています。

ただ、 BDSMの契約内容が、全文本に掲載されていて、はっきりいって、恋愛本の中で数ページ以上もある、契約書を読むのは、イッキにテンション下がります。全文掲載する必要なんてまったく無いと思うんですがね。要点だけ伝えてくれればいい、まったくの無駄ページです。

 

注1:もともとFifty Shades of Greyは、ドラキュラと女の子との恋を描き、ベストセラー&映画化になった「トワイライト」のファンフィクとしてE. L. Jamesがネットで配信したのが始まり。


日本語版Fifty Shadesシリーズ / 訳:池田 真紀子 (Amazon Japan)




胸熱度
濡れ度
泣き度
総合評価

No Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください