結婚を目前に控えたパール(Pearl Robinson)とアレキサンダー(Alexander Chevalier)。しかし、アレキサンダーの元婚約者からの周到な嫌がらせ。パールは嫌がらせではなく真実ではないかと、疑うようになっていった。このままで2人は本当に幸せになれるのだろうか。このまま結婚して、この先アレキサンダーを信じる事はできるだろうか。
著:Arianne Richmonde
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1部と2部で持越しとなっていた、いくつかの問題は、解決に向かう傍ら、アレキサンダーの元婚約者、ローラ(Laura)の嫌がらせの域を超える、サイコと言えるハラスメントに2人は、苦しまれます。もうローラは、気が狂ってるとしかいいようがありません。ほぼ3部全体を通して、ローラからの攻撃が話のメインになります。しかし、アレキサンダーにもう少し、毅然とした態度をとって欲しかったと思う所。パールに理由も告げず、ローラに会いにいったり、誤解を生むような行動は、結婚を前にしたパールをより一層不安にさせるだけです。
まぁでも、もともと2部から間延びしたストーリー、パールを不安にさせなかったら、3部1冊もたずに、ストーリーが終わってしまいますね(笑)。
そんなローラのサイコハラスメントは、あまりにも呆気なく終わります。その後まくし立てるように、”Happy ever after”のお決まりのパターンで駆け足で終わります。なんともバランスが悪い。トホホな印象でした。
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