Take Me: Stark Trilogy (3.5)

ニッキ(Nikki Fairchild)はずっと、おとぎ話に出てくるような、結婚式を夢見ていた。そんな結婚式がダミアン(Damien Stark)ともうすぐ現実になる。過去の傷をずっと抱えながら、別々の人生を歩んでいた2人。これからは、2人でお互いを理解し、支えあい、1つの人生を歩んでいくこととなる。
- 胸熱度 20%
- 濡れ度 20%
- 泣き度 20%
- 総合評価 20%
2013年9月に読んだ、Stark Trilogyシリーズの最終部。ニッキとダミアンの結婚式を綴った中編小説。このシリーズ、3部で完結と思っていたので、去年の暮に3.5部が出版されいたこと、しばらく知りませんでした。私の好きな主人公の1人でもある、ダミアンのストーリーなら、読まなくてはと、急いでCatch Up。
このストーリーを簡潔にいうなら、「これぞ正しく”The Happy ever after”」いろいろあった2人だけど、やっと幸せになるのねぇ~と、これでこのシリーズも本当に完結。
とは言え、ただ幸せな2人を綴った結婚式だけのストーリーでは読書も飽きるだろうし、多少のドラマは織り交ぜてある。1部~3部で立ち上がった、個々の問題のその後の進展報告。そして、ニッキと彼女の母の関係もこの本で一定の解決を見せる。人は守る人が出来ると強くなるっていうけど、それと同く、絶対的に自分を認めてくれる人(ダミアン)が出来ると、それが自信に繋がり、ニッキは強くなれる。のかなと。
2人のBDSMも絶対的なものとなり、
”Pleasure and pain, Damien, and you’re the only one I trust to give me both.”
結婚式の誓いの言葉の後、ダミアンの目線に、彼の熱い思いを感じるニッキでした。
“I do, and see him looking not at me, but at the juncture of our bodies. I am watching his face— watching the passion build— and when he moves his gaze and meets my eyes, the storm I see building there nearly does me in.”
昨日2月14日は、バレンタインデー。私はツレと食事に出かけたのですが、同じレストランの別のフロアで誰かの結婚式のパティ―が開かれていました。2月14日に結婚する人って本当にいるのねぇ・・・と思い、その流れで、この本のレビューを書いています。
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