Aftershock: Afterburn & Aftershock (2)

ジェンナ(Gianna Rossi)は、大学生の時に付き合っていたとジャクソン(Jackson Rutelage)と寄りを戻した。以前はジャクソンの取り巻く環境を理解していなかったジェンナだが、今回は、彼のドロドロした世界に足を踏み入れることとなる。そして彼女は、本来の魅力でもある純粋で温かい心を忘れてしまいそうだった。
- 胸熱度 30%
- 濡れ度 30%
- 泣き度 10%
- 総合評価 20%
やっとひとつシルヴィア・デイのお仕置きから解放された(詳しくはこちら)。Afterburn & Aftershockシリーズの後編。首を長~くして待ってました。前編のAfterburnがよかったので、期待度高すぎたのか、この後編のAftershockはちょっと不完全燃焼気味。前・後編とも中編小説に近く、ページ数がさほど多くないので、必然的に中身も少なく、Wet Rush的にはもっとディテールが欲しいと思ったのが率直な感想。ジェンナとジャクソンの恋話を上澄みだけすくって小説にしたような印象です。当然エロの内容も上澄み傾向。
投資家として成功を収めてたジャクソンだが彼の家族は、政治家。何はともあれ世間へのイメージが第一。表向きの笑顔とは反対に、裏では自分の成功のためなら人の足でも平気で引っ張るドロドロした世界。以前のジェンナとジャクソンの恋愛は、週末2人だけの時間を楽しみ、マスコミからジェンナを遠ざけていたジャクソンだが、そんな影の女のような存在を嫌がったジェンナは思い切って彼の世界に飛び込み、マスコミにも世間にも2人の関係を公にしていく。それは、嫉妬や陰謀、マスコミからの嫌がらせなどに耐えることになるのだが・・・。
ジャクソンはジェンナが彼の世界に染まっていきそうになるのを目の当たりにし、彼は彼のドロドロした世界か、彼女の愛溢れる明るい世界か、どちらで生きていくのか結論を出していく。
余談ですが、このシリーズ、ハーレクイーンから出版されているんですね。エロチカロマンスもなんだか人気を集め出し、最近はハーレクイーンもかなりエロ傾向の強い本を出版している模様。
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