Beautiful Oblivion: The Maddox Brothers Series (3)

2014年8月26日 | バニラ, 洋書, 総合評価 3 | 2 コメント

Beautiful Oblivion: Beautiful #3

イースタン大学近くのクラブ、「レッドドア」でバーテンダーとして働くカミ(Camille Camlin)は、ある日、幼馴染のMaddox兄弟の4男で、タトゥーアーティストのトレトン(Trenton Maddox)に声をかけられる。子供の頃から、Maddox兄弟のやんちゃぶりを目にしてきたカミは、トレトンに警戒感をあらわにする。しかし、トレトンは諦めることなく、カミを誘ってくるのだが。

  • 胸熱度 60% 60%
  • 濡れ度 0% 0%
  • 泣き度 50% 50%
  • 総合評価 50% 50%

ビューティフル・ディザスターの3部、トラヴィス(Travis)の兄トレトンの話。う・・・ん・・・。”The first heart-pounding new adult romance” のあらすじに舞い上がり、期待していた割には、ちょっと拍子抜け中のWet Rush。

1部のビューティフル・ディザスターとあんま変わらん。トラヴィスの兄と言っても、22歳の若者なので、「アダルドロマンス」っていうほどでもないな。さらに、エロシーンも1度しか盛り込まれてない上に、ワンパラ程度で、サラっと終わってしまう。別にエロければ良いってワケじゃないけど、ロマンスにエロが加わった、熱~~~~いストーリーを好むWet Rushからしたら、かなり欲求不満。本を読みながら、「エロはまだか、エロよ早く来い!」と、エロ待ちしてる自分に苦笑しながら、ストーリーが7割程過ぎたあたりで、チョロっとエロが登場して、直ぐに終わってしまい、かなり拍子抜け。

カミは、トレトンから猛烈アタックを受けるのだが、その時すでに彼氏がいた。彼氏は、カルフォルニアに住んでおり、遠距離恋愛な上に、彼の仕事が忙しく、カミとなかなか時間がとれない。カミは少しずつ、彼への思いが遠のいていくのを感じる。そこに現れた、トレトン、カミは、迷い、戸惑うのだが、なかなか、彼氏と別れない。その後、ようやくトレトンへの思いを認めたカミ。しかし、元カレが頻繁にカミに連絡をとってきたりと、完全に関係が終わらない。どうやら、それには訳があるよう。

って、その訳は、結局ストーリーで明らかになっていないんですよ。他にも、なんとなく不完全燃焼な箇所がいくつかあり、これまた拍子抜け。私が、読み過ごしただけなのかと思い、ページを戻って確認してみたのですが、やっぱり書かれていない。もしかしたら、前回の1部と2部で書かれていたことで、Wet Rushが内容を忘れてるだけなのか。次回作で、そこの所がはっきりするのか・・・(ジェイミー・マクガイアどのなの?)。

Wet Rushの感じたイメージだと、トレトン、トラヴィスより少し柔らかい感じがする。

トラヴィスは、アビーへの思いに戸惑い、くっ付いたり、別れたりを繰り返し、まさにデザスターな関係だったのに対し、トレトンは、子供の頃からカミに淡い思いをずっと抱いていて、彼のカミに対する思いは、かなり定着していたんだな。だから、カミを手に入れようとするトレトンは、読者からすると、良い意味で「せつない」。悪い意味で「傷つきやすい」。読者がそんなトレトンの思いをどうとるかで、感想ががらりと変わるかも。

Wet Rushは、トレトンのPOVが読みたくなった。

また、カミは幼馴染のMaddox兄弟の事もよく知っており、トラヴィスのアビーに対する思いや、アビーへの印象など、違った側面も書かれてて、興味深かった。それに、前回の2.5部でも感じていたことが、ジェイミー・マクガイアの文章か綺麗なので、胸にグッとくる、クオートがかなり多いのも特徴。そんな美しい文章が、このシリーズが指示される理由なのかもと思ってもみたり。

プロモーション用の、ブックトレイラー。とっても良くできます。

日本語版ビューティフル・ディザスター / 訳: 金井 真弓 (Amazon Japan)

2 コメント

  1. 確かに最初に出た弟の話よりはマイルドですが、兄弟が話を続けてくれて嬉しいです(ロマンス本世界では常套ですけど))。やっぱり注目は長男のお話ですかね〜。

    返信する
    • Naajaさん
      おぉぉ〜早速のコメントありがとうございます‼︎
      そうですよね、インパクトの問題なのかもしれませんが、Maddox Bro、4男は5男に比べるとソフトでした。
      次は長男らしいので、今から楽しみしてます。

      返信する

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