Behind His Eyes – Truth : Consequences (2.5)

2014年9月23日 | バニラ, 洋書, 総合評価 4, 胸熱本 | コメント0件

Behind His Eyes - Truth : Consequences #2.5

富と名声、権力、すべてを手にしていたトニー(Anthony Rawlings)に、相手の立場になって物事を考える、そんな当たり前の事すら必要なかった。しかし、クレア(Claire Nichols)との幸せを失ったトニーは、彼女の存在、そして自分が彼女に犯した罪と、負わせた苦悩を、初めて彼女の立場になって考えてみる。後悔と、謝罪の念に駆られたが、それでも彼女を諦めることは出来なかった。 

  • 胸熱度 100% 100%
  • 濡れ度 10% 10%
  • 泣き度 90% 90%
  • 総合評価 80% 80%

Consequencesの2.5部にあたる、2部に関するトニーのPOVを綴ったストーリー。

1.5部でトニーの事、嫌いとはっきり名言したが、さっそく撤回(爆)。たしか2部のレビューでもトニーに惚れたと言っていたWet Rushだが、やっぱりねぇ・・・普通ならこりゃ惚れるわな。

あ、でも厳密にいうと、完全にはトニーを信用しきれてないのよ。でも、過去の罪を認めて、トニーが変わっていくさまが、なんとも切なくて、もちろんまだまだ完璧にトニーは変わったとは言い切れないけれど、それでも将来を案じさせるトニーの成長が、「ロマンスファンのツボ」にハマること間違いなし。

この「ロマンスファンのツボ」おそらく、クレアも同じように感じたんだと思う。1部(1.5部)の終盤で、トニーのもとを去ったクレア(追放されたという表現が正しいかも)。クレアはこれをきにトニーとの関係を完全に切る決断をする。居場所をトニーに隠し、新たな人生を送ろうとしていた矢先、トニーに居場所がばれて再会する2人。

トニーは、クレアを追放した原因は、彼女にあると思っていた。彼女が、ルールを破ったから(トニーが決めた一方的なルール)、その報復として、クレアは苦境に立たされるのだと。またそれにより、祖父との約束も同時に果たせる。と、トニーはすべてを自分中心に物事を考えていた。報復に素直に従うべきクレアが、トニーの許可なしに、居場所を隠し、勝手に新たな人生を送るなど、あってはならない。そう思ったトニーは、クレアの居場所を突き止め、強引に彼女と再会する。

一方クレアは、強引に再会させられたが、トニーから完全に解放されて、もう彼のルールに従う義務はない。過去の苦悩を、トニーにぶちまける。

ここで、トニーは、「あれ?」となる訳ですよ。想像していた再会と違うぞと。

過去の苦悩をトニーに説明し、もう2度とトニーの元に戻る事は出来ないと、自信に満ちた物腰で、説明するクレア。

トニーは、彼女の思いを聞いていくうちに、彼女へ犯した罪と、彼女に与えた苦悩を初めて理解していき、自分の愚かさやなどに気が付いていく・・・。 

罪悪感を感じながらも、クレアを諦めきれないトニー、彼が変わっていく過程での、POVがなんとも切なくて・・・。ここに読者はハマるんだな(これが「ロマンスファンのツボ」)。

変わっていくトニーを目の当たりにするクレアは、「もう一度彼を信じてみようか」という気持ちが芽生え。

となると、もともと愛し合っている2人、モトサヤは早いわな。

でも、2人が完全に幸せになるには、まだまだ問題山積で、3部の完結に向けて、話がイッキにスピードアップしています。

いやぁ~これまた面白かった。

Consequences Image

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