Captive in the Dark: The Dark Duet (1)

2014年2月3日 | BDSM, 泣き本, 洋書, 総合評価 4 | コメント0件

女子高生のオリビア(Olivia Ruiz)は通学途中怪しい男に絡まれる。そんな状況を助けてくれた1人の魅力的な男性、カレブ(Caleb)。オリビアは見知らぬカレブに何故か包み込まれるような安心感を覚える。しかしそんなカレブがオリビアに近づいたのにはダークな思惑があった。カレブは美しいSubmissiveの素質がある若い女性、オリビアのような女性を調教し、Subとして人身売買のオークションに売り飛ばす事を計画していた。 

  • 胸熱度 70% 70%
  • 濡れ度 30% 30%
  • 泣き度 90% 90%
  • 総合評価 50% 50%

いや・・・すごい本を読んでしまった。最初の一言はそれ以外思いつかない。とにかくダーク。
いままで、BDSMとカテゴリを付けてきたすべてがこの本によって覆される程、強烈なストーリー。この本に比べたら、過去のBDSMなんてただのプチだな。

カレブは、オリビアに暴行を加え無理やり誘拐し、監禁。凄まじい調教でオリビアにSubのすべてを教え込みます。・・・いや調教じゃないな。完全なる虐待。

カレブの目的は、彼の幼年期、希望も夢もない過酷な状況から彼を救い出し、父親変わりになってくれた男性ラフィーク(Rafiq)へ忠誠を誓い、ラフィークの敵を殺すために、完璧な奴隷が必要で、オリビアにその可能性を見出したカレブは、人身売買のオークションでオリビアをその敵に売りつける計画だった。

完璧に閉ざされた窓もない暗い部屋に監禁された、オリビア。連日容赦ない調教が続く。彼女の怯え、泣き叫び、恐怖に支配された心の内が赤裸々に綴られた文章。胸が締め付けられる思いがします。オリビアという彼女の本当の名前も無視され、彼女の人格は否定される。そして、調教によって与えらる「アメと鞭」鞭の後にカレブはオリビアにアメを与えます。束の間の、安らぎ。このアメがなければオリビアの心は完全に破壊されていたと思う。

“Why couldn’t he just keep being an evil, soulless bastard so I knew what his role was and I knew mine? Why did he continually have to switch back from cold and unforgiving, to comforting and warm?”

「何故自分はこんな思いをしなければならないのか」オリビアはいくら自問自答しても答えを見つけ出すことができない。辛すぎる現状の中で、初めてカレブに合った時に彼に感じた安心感をそこにある幸せとして受け止めるしかなく・・・。

“I wrapped my arms around him and held on as hard as I could. He was my tormentor and my solace: the creator of the dark and the light within. I didn’t care that he would undoubtedly hurt me at any moment, right now; I just needed somebody to hold me… To tell me these exact words. Its going to be okay. It wasn’t of course, I knew that. But I didn’t care, I needed the lie.”

そんな目を覆いたくなるようなシーンが永遠と続く中、読者がこの本に最後までついてこれるのは、カレブの葛藤が、わずかな希望の光を見せたことだと思う。

このストーリーは、時にカレブのPOVも含まれており、そこから見え隠れするカレブのオリビアに対する思い。本来オリビアは商品であり、その商品に感情を抱く事はご法度。過去に何人もの女性を調教し売りさばいてきたカレブにとって、初めて経験する感情だった。オリビアを調教していると、理解しがたい所有欲や欲望が湧いてくる。しかし、オリビアの処女を奪う事は、高価な商品の価値を下げること。処女を奪うことを、なんとか踏みとどまるのだが。

ストーリーの終盤になると、カレブの葛藤はより強くなっていきます。そして2部ではオリビアのSubとしての価値をラフィークに証明し、オークションに送り込もうとするのだが・・・。

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