異なる愛のかたち

楽園の亡命者(Exiled)
亡命中の王子ザンダーは、3人の親友/護衛を伴い、自然が美しい島に身を潜めていた。4年前に偶然出会った、18歳の美しい女性タリアを忘れずにいた。あれから4年彼女の成長を見守って来たザンダーは、タリアを島に呼びつける。自分の欲望も満たすために。その欲望には、3人の護衛 ギャロン・セバスチャン・ニコも含むものだった。
年の差なんて(Sway)
アーティスト・ダンサー・マーケティングと勢力的に、活動するデイジは、ダンスのレッスンにやってきた大人で魅力的な男性レヴィに出会う。その後何度か偶然に再開する2人。24歳のデイジと40歳のレヴィ。年齢を気にするが、2人お互いあっと言う間に惹かれていった。
- 胸熱度 10%
- 濡れ度 80%
- 泣き度 10%
- 総合評価 20%
Black Dagger Brotherhoodシリーズ読書中からの気晴らし。
2人の作家の作品が一つにまとめられた、バンドル本。
まずは、「楽園の亡命者」から。
乱交好きなプリンスと、それに加わる3人の男とヒロインの話。つまり5Pの話。さすがに男4人は多いわなぁ~。タリアの穴1個足りないし(爆)。まぁつまりは、ただのエロ本だ。
というのも、前回マヤ・バンクスのBreathlessシリーズを読んだ時も感じだのだが、彼女の作り上げる登場人物の真相心理って、どうも薄っぺらくて共感できん。なんかねぇ~本の中で一生懸命いろいろ説明してるんだけど、納得できないんだよね。
4人の男が1人の女性を愛し、且つその関係の中心となるのが、絶対的な権力を持つのがザンダーで、残りの男3人はプレイも含む普段の生活でもザンダーとタリアのサポートに回り、それで満足している。タリアは異なる4人男性をそれぞれ愛する。なんて設定、どんな言葉を使っても信憑性がわかない。
もういっその事、パラノーマルにしたらいいのにと思ってしまった。男4人対女1人の設定をパラノーマルでそういうモノと、こじつけてしまえば、読者も普通に受け入れると思うのだけど。
宇宙戦争が勃発し、反乱軍による暗殺を回避するため、銀河系○○星のプリンスザンダーは3人の護衛をつれて地球で人間に混ざり亡命中だった。そこで人間の美しい女性タリアに出会う。彼ら○○星人は、1人の女性を複数の男性で共有する事を習わしとしていた。
とかなんとか。あ、別に宇宙人でなくてもヴァンパイアでもいいわ。←BDBかよ。おい。
ぜったいパラノーマルの方が、自然だよね。コンテンポラリーで、男4人対女1人の設定の言い訳を一生懸命マヤ・バンクスは読者に分からせようとしているのだが、かえってその説明がクドク、読んでで共感もできかった。
そして、「年の差なんて」
あ・・・。感想なしwww。
ヒロインのデイジは素敵な女性だが、ヒーローのレヴィがこれといった特徴もなくねぇ・・・。一応BDSMなんだけど、非常に中途半端で。
チらっとしか登場しない脇役が多くて、誰が誰なのか、読んでて混乱した。また、日本語訳から想像する英語が、面白そうだったので、英語で読めばよかったかなとも思った。否定形からの相手をからかう言い回しとか、絶対英語に方が面白そう。
なんだがこのごろ、BDBを1冊読み終わったら、エロめの本を一冊読むのが、サイクルとなっているが、自己分析してみた所、私、たぶんBDBだけだとエロが物足りないんだと思う。もちろんBDBもエロシーンもあるし、ストーリーも本当に面白いのだが、何せ1冊が長くて、エロやロマンス以外も盛りだくさんで、他のエロチカロマンスに比べて、エロが占める割合が少なく感じるんだな。また、自分が読みたいと思っている洋書は、シリーズモノが多いので、サクっと読み切りの日本語のエロチカロマンスをBDBの間に挟んで、エロに対する欲求を満たしてるのかなと思ってみたり。
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