Consequences: Consequences (1)

2014年9月1日 | バニラ, 泣き本, 洋書, 総合評価 5 | 2 コメント

Consequences: Consequences #1

見知らぬ寝室で目を覚ましたクレア(Claire Nichols)。昨日までジョージア州アトランタにあるバーで働いていた。そこに客として現れた魅力的な男性、アンソニー(Anthony Rawlings:通称トニー)に仕事の後のお酒を誘われ、彼の仕事を手伝って欲しいと、冗談で、バーのナプキンにサインした。その数日後、トニーにデートに誘われたクレア。彼と食事をして、ホテルの一室で一夜を共にしたまでは記憶があるのだが・・・。目覚めた寝室は、トニーが所有する邸宅の一室だった。そして、バーでサインしたナプキンは、彼女の人生を180度変えることとなる。

  • 胸熱度 100% 100%
  • 濡れ度 20% 20%
  • 泣き度 80% 80%
  • 総合評価 70% 70%

この、シリーズ、評判がとてもいいので、ずっと読みたいと思ってたのが、最終部が発売されておらず、グッとこらえていた所、今日(9月1日)最終部が発売になるのを受けて、さっそく1部を数日前から読み始めていた。

いやいや・・・(汗)。評判の良さに期待して、かなり評価のハードルを上げて読み始めたのだが、そんな期待を軽々超えるほどに、良すぎる。

最初は、誘拐・監禁系のダークでヘビーなBDSMストーリーと思っていたのだが(Monsters in the DarkThe Dark Duet)実際は、ちょっと違う感じ。確かにストーリーは、誘拐・監禁・虐待から始まり、トニーのDomっぷりも果てしないが、BDSMのフィジカルなプレイで欲望を満たしていくものと異なり、メンタルな緊張感が、延々続くストーリー。

クレアを誘拐して、バーでサインしたナプキンを盾に、トニーはクレアが抱える借金(学生ローン ・車のローン、カードローンなど)を支払うことを約束する。しかしその見返りはトニーの体の要求にいついかなる時も答えること。そして、トニーの邸宅から外に出てはならない、インターネットや携帯の使用も禁止、家族・友人との連絡も禁止するなど、すべての行動をトニーに監視されるというのもだった。

広大な森の中に建つトニーの邸宅、仮に家を抜け出して外に出ても徒歩で敷地から脱出するのは難しく、24時間監視されている状況でクレアは、トニーの要求を受け入れ一日も早くこの契約から解放される道を選ぶ。

クレアのすべてをコントロールしようとするトニーと、体や行動・言動はトニーに従いながらも、心はトニーのコントロールに屈しないよう務めるクレア。2人の間に一本の糸がピーンと張りつめたような緊張感がポーカーゲームさながら延々と続く。実際、あまりの緊張感にWet Rush、腰痛・肩こりに見舞われた。リラックス出来ずに、体が固まったまま読書を続けたからだと推測。

そんな張りつめた状態の中でも、時々ふと2人に訪れる休息、安らぎ、そんな束の間のひと時が、2人の愛に変わっていくのだが、ストーリーの終盤、まさかのドンデン返し。単純にトニーは自分の欲望を満たすためにクレア手に入れたのではなく、大きな陰謀が隠されていた。このあたりから、トニーの残虐さとクレアの不憫さに、涙が止まらなかった。

実は、このConsequencesシリーズ、7冊からなる長編物です。

  1. Consequences (1)
  2. Behind His Eyes – Consequences (1.5)
  3. Truth (2)
  4. Behind His Eyes – Truth (2.5)
  5. Convicted (3)
  6. REVEALED: The Missing Years (4)
  7. A Peek Beyond the Consequences (4.5)

とにかく今、Wet Rush、続きが読みたくて仕方がないのだが、ストーリーの続き2部を読むべきか、1.5部にあたる1部のトニーのPOVを読むべきか、非常に悩んでいる。ストーリーの続きは気になってしかたがないが、1部でトニーは何故そんなに残忍だったのか、1.5部を読むことで紐解かれる真実も、気になってしかたがない(う~ん・・・どうしよう・・・)。

いずれにしても、しばらくWet Rushの話題は、Consequences一色になると思うので、お付き合いください(笑)

2 コメント

  1. お~~。読まれたのですね。
    私もこの本大変気になっていましたが、読み始める勇気、気力が持てないでいました。

    暗い内容では、下手したら何日も引きずることもあるので、ためらっていましたが、やはり凄い内容なのですね。

    これから読み始めるのが良い意味で恐い~~。(ページ数も多いし)

    返信する
    • co3 onさん
      そうなんです!! 1部〜4部に関しては、一冊が500から600ページあり、通常の長編物の2冊位のボリュームです。読んでも読んでもなかなか終わらない(笑)

      1部は、精神的な追い込みが読書もストレス感じます。でも、倫理的に良い・悪いというレベルではなく、文学として、メチャクチャ面白くお勧めです!

      返信する

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