Convicted: Consequences (3)

前部でトニーの子供を妊娠したクレア(Claire Nichols)また、アンソニー(Anthony Rawlings:通称トニー)の心の闇を理解し、2人はやっと幸せを掴もうとしていた。そんな矢先さらに本当の真実が明らかになり、生まれて来る子供を守るため、クレアはトニーの元を去り、真実に負けることなく、どうしたら再びトニーとの幸せを掴めるのか、逞しく模索する。
- 胸熱度 100%
- 濡れ度 10%
- 泣き度 80%
- 総合評価 70%
Consequencesの3部、夕べ朝の5時にやっと読み終わった。朝の5時まで読書を続ければ、当然次の日寝坊となり、仕事を始める時間が遅くなり、本日も夜遅くまでまた仕事・・・と完全に不のサイクルにハマっているWet Rushです。
さて、前回の2部もそうだが、この3部もますます、ネタバレせずにレビューを書くのが、難しい。どうしたもんか・・・。
このシリーズ、ロマンスではあるが、かなりサスペンスの要素が大きい。良い人と思ったら、実は悪人で、その逆もあり、ストーリーが2転、3転、山あり、谷あり。ロマンスのお約束、Happy ever afterと分かっていながらも、最後の最後まで、ドンデン返しが続き、なんとも心落ち着かない、激しい内容。
登場人物も数多く、ヒーロー&ヒロイン抜きで、あっちこっちで繰り広げられていた、ドラマや事件が、最後どうなるのか読者の興味を保ったまま、終盤イッキに1つにまとまり、終わりを迎える。とにかく読みだしたら止まらない。
トニーの子供を妊娠したクレア、母となる事で、強く賢く、逞しい女性へと成長していく。また、トニーも傲慢で、自分の周りすべてをコントロールし、誰の意見も受け付けない、超スーパーアルファ男だったが、クレアを愛し、苦悩や後悔、また幸せを経験することで、角がとれて丸くなっていく。トニーとクレア、出会った当時は、トニーが一方的にクレアを支配し、ただそれに従うだけのクレアだったが、この本では、やっと2人が平等と言える関係になっていく。
ごめんなさい・・・限界。
ストーリーが入り組んでい過ぎて、ネタバレせずにレビューを書くの、不可能です(涙)。
エロはかなり寂しいが、ストーリーの構成はもちろんの事、ヒーロー&ヒロインを取り巻くドラマがとにかく面白いので、もし機会があればこの激しさを体感してみてください。
The evil you create will ultimately destroy you, you cannot escape the consequences of your actions.
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