Dirty Red: Love Me with Lies (2)

2014年7月14日 | 洋書, 総合評価 3 | コメント0件

Dirty Red: Love Me with Lies #2

レス(Leah Smith)は、愛する彼氏カレブ(Caleb Drake)を奪おうとするオリバ(Olivia) が憎くて仕方がなかった。カレブを取り戻すためなら手段を選ばず、強引にオリバからカレブを奪い返す。オリバを追い込み、フロリダから追放し、カレブと結婚したレス。さらに2人の関係を強力なものにするためには子供が必要だった。

  • 胸熱度 60% 60%
  • 濡れ度 0% 0%
  • 泣き度 60% 60%
  • 総合評価 50% 50%

Love Me with Liesシリーズのの2部目。1部はオリバのPOVで話が進むの対し、この2部は、なんとレスのPOVで話が進みます。この本の読み始め、Wet Rushは「ビッチの言い分」なんか読んでどうする? とちょっと困惑しましたが、「ビッチの言い分」を通して、よりカレブとオリバの思いが読者の心に浸透する、なんともニクイ本に仕上がっている。

そして、「ビッチは1日にしてならず」というのも本当で、レスの人間性を形成するのは、幼いころからいろいろな原因があり、彼女はビッチに成長していった訳で、読者はレスに哀れさを感じたりもする。しかし読者の思いをレス応援団にさせない微妙なラインでストーリーを書き上げてるタリン・フィッシャー、新人作家とは思えぬ技ありの構成に仕上がっています。

ちなみに、以前のどこかのレビューでも説明したと思うが、日本はビッチをやりまくり女的に使われますが、本来の英語の意味は、エロだけでなくその女性の性格など全てを含みます。

オリバを追放したレスは、カレブと強引に結婚する。その後数年が過ぎ、再びオリバに連絡を取るカレブ。そんなカレブの変化を敏感に感じたレスは、今度はカレブの子を産み、カレブを繋ぎとめようとする。

このレビューだけを読んだら、何故カレブはオリバと一緒にならず、愛していないレスと結婚したのか、レスとセックスして子供を作ったのか不思議に思うはず。そこがこのシリーズの「ミソ」ってWet Rushは思うんだよね。このストーリーに登場する人物は、完全に善と悪に分かれていません。カレブもオリバも欠点や弱さがある。オリバの事を本心は愛しているカレブだが、いろいろな要因が重なり、2人は一緒になれない。彼の心の中ににはいつもオリバが存在しているが、そこにオリバが居なければ、辛い思いを和らげてくれる別の女性の存在が彼の癒しになる。同じくオリバもカレブと一緒になることが出来ないならば、どうやって人生を生きて行くのか、別の方法を模索する。

やっぱね、実際、人間って実はあやふやな気持ちの中で日々生活してるのかな。ロマンスを読んでると、誰かを愛する感情って竹を割ったような潔さを求める傾向にあるけど、現実の人間はもっと危ういのかもね。そう言う所が、このスト=リーとっても新鮮だった。でもそれは、読者を不快にさせない、微妙なラインで話を作りあげた作者の腕前に尽きると思うのよね。

いくら結婚して子供が出来たとはいえ、カレブとレスの夫婦関係は冷め切っていた。カレブを繋ぎとめるだけに子供を産んだレスは、子供に愛情を感じることが出来ず育児放棄をする。そんなレスを目の当たりにしたカレブは、夫婦関係に限界を感じ、離婚を決意する。

しかしその時すでにオリバは別の男性と結婚していた。

大学時代の交際から10年が経つ2人、お互いを思う気持ちは変わらずとも、どうしても歯車がかみ合わないカレブとレス。

そして3部はカレブのPOVとなります。カレブはオリバを取り戻すことが出来るのか・・・。

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