映画: フィフティ・シェイズ・オブ・ダーカー

2017年2月13日 | ブログ | コメント0件

映画: Fifty Shades Of Darker

話題のフィフティ・シェイズ・オブ・ダーカー、今日見に行って来ました。

月曜のその日一番の上映と言うことで、映画館はガラガラ。なんと映画館には、私を含めて3人しかいない。だから真ん中の一番いい席を陣取り、左右の空き席も荷物置きにと悠々とフィフティ・シェイズ・オブ・ダーカーを堪能。

私が見たのは米国版だが、前回のフィフティ・シェイズ・オブ・グレイ同様、今回もNC-17(18禁)です。

日本での公開は、もう少し後のようなので、極力ネタバレしないように、でもWet Rushの言いたい事はお伝えしようかと。そこで、今回は「良かった所・悪かった所」に分けてみたいと思います。まずは…。

良かった所

細部まに拘った設定がよろしい。マスカレード(仮面舞踏会)は多彩な色使いと仮面独特な豪華絢爛な感じが美しかった。その他のシーンでも、アナの自宅、職場も素敵だし、クリスチャンの家も模様替えして素敵。雨が多いシアトルの町並みや、米国特有の赤レンガのビル郡も、とても効果的にスクリーンに登場する。カメラワーク良かったよ。

そして俳優達に目を向けてみると、アナのドレスも素敵だし、普段の格好も可愛いし。

なにより、ジェイミー頑張ったねぇ〜(ええ、上から目線ですが: 笑)。

いくら演技と言えど、ここまでプライベートなエロシーンをさらけ出すのは勇気いるよね(ダコダもね)。

今回のダーカーは前回に比べ、エロシーンの回数が多い。まぁ原作でもこのダーカーが一番2人のイチャイチャっぷりが盛り上がるので、エロシーンが多いのは当然だが、ジェイミーが色っぽい事。

前回の映画での見せ場、ジェイミーのイチモツ「ドカ〜ン!」っていうシーンは無かったけど、現ナマ見せるより、見えない今回の方がエロかったは。

というのもね、Wet Rush常々思ってるのが、男の究極に色っぽい仕草って、「ヤッテル時の腰つき」じゃない?

そんなジェイミーが、鍛え上げたムキムキ上腕二頭筋でダコダを組み敷いて、艶かしくも、色っぽく腰振ってるシーンは、Wet Rush不覚にも「濡れた」(良かったよぉ、映画館3人しかいなくて: 汗)。

マミーポルノの代表作と言われる、このフィフティ・シェイズ、そういう意味ではマミー(おばちゃん世代)を濡れさせて、約束裏切ってない。

その他の俳優では、今回登場した新キャラ、レイラ役のベラ・ヒースコートもエレナ役のキム・ベイシンガーも良かった。キム・ベイシンガーは今回、エレナという嫌われ役だけど、エレナの心情を上手く表情で演技してて、さすがベテラン女優という感じ。ボトックスで不自然に突っ張ったキムの顔つきも、今回のエレナにはまり役。

ジェック役の、エリック・ジョンソンかっこ良すぎじゃない? 私の中でジャックのイメージは「ねずみ男」だったので、ジャックがイケメンで、ビックリ(笑)。

ストーリーに目を向けてみても(これはネタバレになるので、あくまでも触りだけ)、原作ダーカーの重要シーンはきちんと残しつつも、そこに行く着く過程を、原作よりスッキリ変えていて、これは成功だと思う。スッキリ変える事で、登場人物が減って映画として分かりやすくしてるが…。

悪かった所

この映画、IMDbでもすこぶる評価が悪い(苦笑)。

レビューを幾つか読んでみたけど、ある意味納得する所もあるんだよねぇ…。

まぁ前回のフィフティ・シェイズ・オブ・グレイよりは良かったってのが、大半の意見だけど、ここまで評判が悪いのは、思うに、映画として独立して評価すると個々のプロットの中身が薄いんだな。

原作を読んだ人が映画を見ると、内容を理解できるけど、原作を読んでないと、各シーンが、ものすごく足早で「あれ?」となるはず。それぞれのシーンをもっと掘り下げてあげないと。

ダーガーの重要シーンをすべて盛り込んでるから、90分の映画枠では短すぎて、個々のシーンが希薄。

原作を読んだ人の妄想を現実化する、ダイジェスト動画

というのが、この映画の正しい表現なんだろね。

レイラのストーキング、エレナの嫉妬、ジャックの陰謀、さらにクリスチャンの過去とか映画を面白くさせる要素は沢山あるのに、どれも中途半端なんだな。多分、これらに焦点を当てて深掘りさせると、本来のロマンス部分(エロシーンも)時間枠に入り切らないんだろうね。

ダイジェスト映画になっても原作に忠実にすべの重要シーンを盛り込むか、あるシーンに焦点を当てて映画として楽しめるようにするか。難しい所ね。

とは言え、名作と言われる他の映画と比べるのではなく、Wet Rushが求めたモノは、原作の妄想を具現化してくれて、セクシーなクリスチャンを堪能する事なので、大満足でございました。

日本語版Fifty Shadesシリーズ / 訳:池田 真紀子 (Amazon Japan)

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