ビアンカ（Bianca）は、いろいろな迷いをへて、ジェームス（James Cavendish）のビアンカを思う気持ちを素直に受け入れるようになっていった。そして、彼の自宅ニューヨークで一緒に生活する事を決意する。2人は幸せだった。ビアンカが趣味で楽しんでいた絵もジェームスのサポートを得て、個展を開くことになるなど、彼女の人生も大きく変わろうとしてた。しかし、彼女の過去は、彼女の幸せを簡単には許そうとしない。

著：RK リリー

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ビアンカはフライトアテンダントという職業がら、週の半分を、ジェームスの自宅があるニューヨークと自身の自宅があるラスベガスを往復する生活だった。しかし、彼女がラスベガスに戻るのと一緒に行動を共にしてくれるジェームス。彼は世界的ホテルチェーンのオーナー。アメリカ中に別邸を持っており、彼女のスケジュールに合わせて、行動を共にすることは可能。2人には戸惑いや困惑、嫉妬などさまざまな感情がうごめいているが、ビアンカは、ジェームスのひたむきな思いを受けれて、一緒に生活を始めると決意する。

アニメ好きなビアンカの希望を叶えるために、2人は日本に旅行に行きます。彼のホテルは銀座の一等地にある設定。皇居の周りをマラソンしたり、築地に世界一美味しい寿司を食べに行き、浜離宮の茶室で、セックスしたり・・・（笑・・・フィクションですので、なんでもアリよね）。原宿竹下通りでキャラTを買って、その日はキャラTで一日過ごす2人。DomでセクシーなジェームスがキャラT・・・汗。想像しただけで笑える。秋葉原ではメイドカフェ。セクシージェームス、すっかりメイドのアイドルに。

作者のRK リリ＝、作家になる以前はフライトアテンダントで何度も日本を訪れたことがあるそう。彼女自身アニメ好きで、相当日本の事、詳しいな～と関心したり。嬉しくもあり日本が誇らしく思えます。

そして、2人は、箱根の温泉を楽しんだ次の日、富士山に登ります。頂上で、ビアンカにプロポーズするジェームス。

“I wanted you to have a perfect view of the world that I want to lay at your feet, my love.”

“I’ll love you ‘til I die, Bianca, Marry me.”

ビアンカにもう迷いはありません。

日本旅行から戻り、幸せだった2人。

しかし、ずっと燻っていた、彼女の過去がイッキに動きだし、彼女を簡単には幸せにさせない。

それは、親友のステファン（Stephan）をも巻き込む、事件となり、一時は絶望的とも思えたが、過去の強烈に辛い経験を乗り越え、たくましく生きてきたビアンカ。そう簡単に折れるような事はない。

この、Up in the Airシリーズ。4部目のジェームスの視点で2人の恋愛を綴った本が出版される予定。過去に男性経験のないビアンカに対し、女性経験豊富なジェームス。ビアンカの何が他の女性と違うのか、興味津々です。

そして、このシリーズに登場する、ジェームスの友人、トリスタン（Tristan）と、ジェームスが所有するギャラリーで働くダニカ（Danika）の恋愛ストーリーも出版されている。読者レビューがかなりいいので、早く読みたいのだが、3部作のストーリー、現在まだ2部しか出版されていません。最終部が出版されるまで、ぐっ～～と我慢。毎日、首を長くして、3部の出版日を待っています。

（後日追記）
その後、トリスタンとダニカのストーリーも読みました。かなり面白かったです!! レビューはこちら。