Hudson: Fixed (4)

2014年7月30日 | バニラ, 洋書, 濡れ本, 総合評価 5, 胸熱本 | コメント0件

Hudson: Fixed #4

ハドソン(Hudson Pierce)は人を惑わし、落し入れるゲームを長馴染みのセリア(Celia)と楽しむ事を快感としていた。しかし心の奥底では非道な自分に疑問を持ち、罪悪感を感じてもいた。そんなある日ハドソンは1人の美しい女性アレイナ(Alayna Wither)に出会っしまう。それは彼の人生すべてを変えることとなる。

  • 胸熱度 100% 100%
  • 濡れ度 80% 80%
  • 泣き度 90% 90%
  • 総合評価 90% 90%

Fixedシリーズの4部目が発売されたので、早速読んでみたのだが、OMG!! OMG!! この本ヤバすぎです!!

この本は、1部~3部のストーリーをギュッと1冊に凝縮した、ヒーローハドゾンのPOVで書かれた本。しかし、1部~3部で語られていなかった彼の過去もフィーチャーされ、彼の苦悩とアレイナへの熱い思いWet Rushは興奮冷めやりません!!

そして、

“I can easily divide my life into two parts- before her and after”

プロローグからいきなり、ハートをハドソンに盗まれた。

ハドソンは、裕福な家庭に生まれながらも、両親の愛情を受ける機会が少なく、本人曰く、人の感情に希薄な所があった。大人の男性へと成長していく過程で、人の感情に疑問を抱くようになる。彼氏を愛していると言いながらも、ハドソンの誘いに簡単に乗ってしまう女性、彼女に裏切られた彼氏が弱さを露呈して悲しむさま、そんな人間の危うい心の変化や弱さに漬け込む事に快感を覚えていく。大学を卒業するころには、セリアとグルになり次々とゲーム仕掛け、人を落し入れる事への依存傾向が強くなっていった。しかしこのままではいけないと心の底で思っていたハドソンは、妹のミラべル(Mirabelle)の助言もあり、精神科医を訪れ、ゲームから足を洗おうとします。

その後数年が経ち、ハドソンはアレイナに出会う。ここから彼の人生が大きく変わっていく。

ハドソンは自分の事を人の感情に希薄な心ない人間と蔑んでいるが、セリアとゲームを楽しんでいた当時も、家族を思い、父の会社を引き継ぎ大きく飛躍させ、自らゲームから足を洗い、さらに愛溢れまくるほどアレイナを思えるのは、元々彼自身が熱~い男だったから。

とは言え、アレイナと付き合いだした当時は、混乱しまくりのハドソン。

“There was where my confusion lay – why did I give a shit?
I’m not a completely emotionless man, but nearly. The feelings I do have are tame, controllable. Practical. This irrational desperation for someone I don’t even know – it rattled me. It rattles me now, these days later when my desperation has increased.
Never in my life have I felt this way about someone.”

アレイナを思う気持ちが整理されるまでは、2人の関係が空回りしまく。その後、自分の気持ちが明確になった時、彼にとってアレイナは、

“She’s inside me, wrapped around me like a tumor. There’s no way to cut her away without cutting into me. Without killing me.”(こんな事言われたらぐうの音も出ないな:汗)

アレイナとの関係が深くなればなる程、彼の中で「ある不安」が重く圧し掛かっていく。それは3部終盤で明らかになる2人の関係を揺るがす出来事。それはセリアとの関係にも大きく影響していた。

心理描写を丁寧に、洞察力に優れて書き上げている作者ローレリン・ペイジの腕前がすばらししく、この本のキーワードでもあるハドソンが語る”I can easily divide my life into two parts”、つまりは、セレナとの関係(暗)、アレイナとの関係(明)。2人の女性を通して、ハドソンの心の声が本当に読み応えがあります。

そしてもちろん、エロはヒーロー目線のエグさも加わり、濡れ度もお約束。

確実に、また読み直してみたい本です。

このFixedシリーズ、まだまだ続編(スピンオフかな?)があるよう。次作が待ちきれません!

Fixed Image

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