悦びの手ほどき

2014年11月29日 | バニラ, 和書, 総合評価 2 | コメント0件

悦びの手ほどき

1811年、ロンドン。子爵アンドリューは3年前に妻に先立たれ、心に闇を抱え、禁欲生活を送っていた。一方、唯一の家族で病の母を養うために、仕方なく貴族の愛人となる事を決めた、リサンドラ。貴族男性を楽しませる愛人となるべく、アンドリューに期限付きで夜のトレーニングを受けることとなる。

  • 胸熱度 10% 10%
  • 濡れ度 60% 60%
  • 泣き度 0% 0%
  • 総合評価 20% 20%

Wet Rush珍しくヒストリカルロマンスです。って、意図してヒストリカルを読もうと思った訳でなく、この表紙からじゃコンテンポラリーなのか、ヒストリカルなのか、想像出来なくて、深く考えずに読み始めたらヒストリカルだったまで。で、読んだ感想は、可もなく不もなく・・・正直特にレビューも湧いてこない(汗)。

金持ち子爵と、貧しく苦境に立つ女性の、そのままシンデレラストーリーにエロが加わった話。以上。

シンデレラストーリーは、ロマンスの王道として別にいいのだが、エロに心えぐられるような激しさがあったら良かったかな。とは言え、エロで心えぐられるには、ロマンスにある種の虚しさやせつなさ、心を焦がす胸熱感が必要で、ロマンスとしての面白さが土台となりエロが映えてくる。エロとロマンスは切っても切り離せない関係。ヒーローとヒロインに感情移入が出来ず、ロマンスがいまいちだとエロも残念に終わる、そんな例がこの本だったという感じです。

この本に関しては、レビューが出てこないので、話題変えます。

なぜこの本を読んだかというと・・・。この前に読んだ、シルヴィア・デイCaptivated by You。その前にある本を読んでいたのだが、Captivated by Youが発売になり、いてもたってもいられなくなり、読みかけの本を放り投げて、Captivated by Youに乗り換えたらとても良かったので、読み終わった後も、しばらくフヌケ状態だった。で、その後放り投げた読みかけの本に戻ったのはいいものの、どうもモメンタムを失ってしまい。集中出来ない。ならば、さくっと日本語の本でも読んで気持ちを切り替えてみようと、選んだのがこの本。

確かに、一晩でサラりと読み終え、本の内容の良しあしは別にしても、Captivated by Youから気持ちを切り替えるのには、大いに役に立った(そう意味ではWet Rushの欲求を満たしたかな)。

所で、ちょっと調べてみたのだが、この本、原書は、 

“An Introduction to Pleasure by Jess Michaels, Published June 19th 2012”
3部作シリーズのこの本は1部目です。

なんとなく、翻訳版の表紙も、原書のイメージに近い。しかし! ちょっと気になったのが、原書が発売されたのが、2012年の6月19日。で、翻訳版が発売されたのが、文庫で今年の7月。「2年も!」かかってる。

大ベストセラーは、直ぐに翻訳されるのに対して、そうでもない本が翻訳されるまで、2年もかかるの? もちろん、作者(又は原書を発売した出版社)が何時権利を解禁するかにもよるんだろうけど、この位のボリュームの本を翻訳・編集して出版するまでにどの位の歳月が必要なのかね。日頃常図ね思ってるのだが、他の国ではどんどん翻訳版が出版されているのに対して、日本遅すぎないか?

本当に翻訳を出版するまでに数年かかるのか、ファンの少ないニッチな世界のロマンスは、他の国の売れ行きをよく検討してから翻訳に乗り出すのか。

今Wet Rushがレビューを書いてる本のいくつかが、将来翻訳されるかもしれない。でもそれは数年先ということになるんだよね。

翻訳出版に詳しい方、カラクリ、教えてください!!

An Introduction to Pleasure

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