お仕置き部屋のウエイトレス

ウエイトレスのローズは、客に冷めた料理を出した事を咎められ、レストランのオーナーに呼び出された。しかしそれはすべて仕組まれた事。オーナーは密室の事務所でご主人様としてローズにお仕置きをするために。
著:キャスリーン・チューダー(訳:早川 麻百合)
- 胸熱度 10%
- 濡れ度 50%
- 泣き度 10%
- 総合評価 20%
皆さんお久しぶりです。只今とあるプロジェクトに追われてなかなか読書する時間が持てない状態。しかし、エロチカ切れがそろそろ限界に達し、我慢できなくなったので(笑)、おなじみハーレクイン エロ短編で、欲求をサクっと満たしてみた。
で、やっぱりこの短編シリーズ「当たり」を見つけるのは大変だねぇ…。
この本、ストーリーの運びも切り口もけして悪くないのよ。
大体短編シリーズ、ただでさえページ数少ないし、そこにエロも盛り込むとなると、出会いから結ばれるまですべてを盛り込むと明らかにページ数が足りない。だから、この本のような切り口にすると、話はスッキリ収まるし、エロにも重点当てられるし、Wet Rushはいいと思うのよ。
この本は、もうヒーロー&ヒロインはBDSMで主人と奴隷の関係になってるのね。で、その後の2人がどうロマンスに発展して行くかって話。だからスッキリ収まってるんだが、スッキリしすぎで…(汗)。なんとも掴みどころがない!
ロマンスが限りなく薄いんだな。あ、別にね、ロマンス無しならそれでもいいのよ。特に短編の場合は、ロマンス無しの「やるだけ」でもストーリーに余韻とか美しさがあればOK。だた、この本はロマンスありそうだけど、よく見えて来ない感があって、なんか中途半端なんだよね…。
けして悪くはないんだけど…。だから、「読むに値しない!」と言い切れる本でもなく、「悪くないけど、なんか中途半端」な感じ。
所で、新しい作家の本を読む場合、だいたいその作家が他にどんな本を出版してるのかとか、簡単にだけど背景を調べるWet Rush。でもこのキャスリーン・チューダーって作家ネット上には存在しないんだけど…(汗)。現在はペンネームを変えて作家活動しているのかな。でも、この本のタイトル「Live to Serve」って本も無いんだよね。同じタイトルでBDSM本はあるけど、作家名違うし、あらすじもこの本と内容が違う。
ハーレクインいったいどっからこの本引っ張ってきたの?
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