ノーラ・ロバーツのサイン会に行ってきた① サイン本プレゼント
2016年9月17日、ノーラ・ロバーツがJ・Dロブのペンネームで執筆しているイブ&ロークシリーズ (43)と、ノーラ本来のペンネームの新作 THE OBSESSIONの発売を記念して開かれた、サイン会に行ってきた。
場所は、米国首都ワシントンDCから北西に2時間ほど車を走らせた、メリーランド州の山間にある小さな田舎町、ブーンズボロ(Boonsboro)。ちょっと調べた所によると、この町には約1,700世帯が住んでるらしい。ノーラ・ロバーツもこのブーンズボロの住人だが、ご主人と一緒に、ホテル・レストラン、バーなどを経営し100人以上の従業員を雇ってるとか。1,700世帯の町から100人雇用してるって、ノーラのロマンスマネーがビジネスを産んで、ノーラは町の立役者じゃないかと。


1792年に正式な町になった事を示す旗

ノーラ・ロバーツサイン会の行列。サイン会場のブックストアは遥か先。
そんなブーンズボロ実は歴史が古く、人が住み始めたのは日本が江戸時代の1700年代、ヨーロッパから新大陸を求めて移住してきた人達が築いた町らしい。ヨーロッパの中でも得にアイルランド系の移住者が多かった。ちなみに、ノーラの先祖もアイルランド系移民。その後1861年からの南北戦争では、この地が戦場となり、今は戦場跡地が記念公園になってたりする。
アイルランド系が多いと言う事は、アウトランダーで見たその当時のあの生活スタイルがこここにもあったのかなぁ…と想像してみたり。
今回サイン会が開かれたのは、このブーンズボロの中心街(中心街とっても目貫通り1本しかないけどww)にあるターン・ザ・ページ・ブックストア(Turn the Page Bookstore)。ブックストアは、南北戦争時代に建てられた古い民家を利用して1995年に作られ、オーナーはノーラの旦那さん。つまりノーラは作家ながら自分の本屋も持ってる。
サイン会の告知によると、ブックストア前で、10時〜12時の間に整理券を配るらしい。ということで、Wet Rushは現場に9時半頃到着。が、すでに長蛇の列: 汗。実はブーンズボロに着くまで、「こんな森の奥深くで、ホントにサイン会あるの?」と少し半信半疑だったのだが、おそらくノーラのサイン会以外この町では絶対こんな行列は起こらないだろう現実を目にして、焦ったww(もっと早く来ればよかった: 涙)。
そんなこんなで、早速Wet Rushも列に並んでみた。その日は残暑残る暑さで、どの位並ぶのかも分からない中、熱中症で倒れる不安もありつつ、偶然にも前後に並んだ見知らぬノーラファンと雑談したりしてひたすら待つ事に。
さすがロマンス作家の大御所ノーラ・ロバーツ。ファン層もとっても興味深い。そのほとんどが女性だが、実に幅広い年齢層。10代とおぼしき若い子や、Wet Rushと同年代の女性(おばさん達)、はたまたおばあちゃんも。母と娘、祖母と孫という組み合わせもあった。杖を着いたおばあちゃんを支える20代前半の孫娘。さらに、男性も発見。多くは奥さんの付き添い。しかし、聞いた事もないような難しい単語で英文学を語る、頭よさそうな文学博士風? なおじさんまで様々。
そんな中、待つこと1時間半、11時に無事にWet Rushも整理券をゲット。
この整理券、A、B、C組…と、1組を50人位に区切り、時間をずらしてサイン会を開くらしい。Wet Rushが手にした整理券はH組。後で聞いた話だとこの日は、L組まであった模様。という事は、1組50人で、合計600人位が集まったって事かな。
整理券を配るオッサンからH組のサイン会は1時半から開始予定なので、ランチでも食べてくればと勧められる。このオッサン、昔は素敵だっただろう金髪にブルーアイ、高身長…今は、ハゲと肥満体型メタボ腹…でもとっても明るくハイテンションなオッサンでこちらもつられてテンションアップww。
ランチの前に先に本を購入しておこうと思ったWet Rushは(サインはこのブックストアで購入した本のみにしてくれる。本の持ち込みは不可)ノーラファンでごった返すブックストア内に潜入。古い建物である事が分かるこじんまりとしたそのブックストア、ショーウィンドウにはノーラの本がずらり。もちろん本屋なのでいろんな作家の本が置いてあるが、ノーラ・ロバーツの本屋だからね、メインはノーラ(当然)。

ターン・ザ・ページ・ブックストア
そして、驚いたのが、ブックストアの奥の一室はなんと、ノーラ専用部屋。360度見渡すかぎりノーラ・ロバーツ一色。おそらくノーラ・ロバーツが過去に出版した数百冊すべての作品が販売しているだろう。本以外にも映画化されたDVDやらオーディオブックCD、その他関連グッツなどなど、ノーラファンには鼻血モノの世界。
J・Dロブも全巻販売してる。いくらノーラが有名な作家とは言え、世界中でもJ・Dロブ全巻を販売してるのはここだけだろうね、写真に全部収める事はできなかったけど、その棚は圧巻。

ショーウィンドウのノーラ・ロバーツを宣伝するパネル

J・Dロブの棚

どこもかしこもノーラ・ロバーツ
皆根っからのノーラファンらしく、ほとんどの人が数冊以上、中には抱えきれない程に本を購入し、袋ではなく箱に入れてもらってる人もちらほら。
買いたい本をレジに持っていくと、支払い前に「どんな言葉を入れる?」聞かれる。一般的には自分の名前や、本を贈る人の名前が主だけど、ここで事前にお願いすれば、自分の好きな言葉をノーラにサインと共に書いてもらえる。Wet Rushは無難に自分と送り主の名前、さらにノーラのサインだけのバージョンをお願いした。係の人は、入れて欲しい言葉をポストイットに書いて、ノーラがサインするページにペタリ。先に貰った整理券とこのポスイットが挟まった本の2つセットがサインしてもらえる条件らしい。
無事に本の購入を終えたWet Rush、腹も減ったのでランチでもしようと一旦ブックストアを後にすることに…話が長くなるので、一旦切ります。続きは次のブログで。
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