パッション

1851年、ロンドン。未亡人のパッションは、ロンドン万博の会場で青い瞳の男性マークに出会う。2人は磁石のように引きつけて止まない欲望に身を任せ会場内の間仕切りの裏で激しく体を重ねた。1度の交わりが2度、3度と繰り返され離れる事ができない関係に。しかしパッションとマークには辛い運命が待ち構えていた。
著:リサ・ヴァルデス (訳: 坂本 あおい)
- 胸熱度 100%
- 濡れ度 100%
- 泣き度 80%
- 総合評価 90%
皆さん、激しくお久しぶりです。なんと!ブログ更新1ヶ月ぶり!! なんで1ヶ月更新していなかったか。えぇえぇ言い訳ですけどね、大型プロジェクトに連日仕事が追われ、そのウップンからプロジェクト終了後友人と旅に出ておりました。もちろんその間、時間を見つけては読書はしてますが、現在読書中の泣く子も黙る!? ド長編アウトランダー。読めど読めど、ページが終わらない(汗)。そんな中ちとモーメンタムを切らして、読書スピードも落ちぎみだったおり、日頃お世話になっているロマファンの方が本を送ってくださいまして(Truly感謝)。その中に含まれていたこの1冊をきばらしに読んでみた。というかこの本面白いと聞いていて、 ずっと読みたいと思っていた一冊。
で、前置き長いですが…
いやぁ〜Wet Rushど直球でございます!!!!
すばらしい〜〜!!!!
イキナリしょっぱなから自制心とか羞恥心とかそんなもん、欲望には勝てんと、ヒーロー&ヒロイン、エロの世界にドッブ〜〜ンと飛び込む大胆さと、エ〜〜ロい描写。たまらんです。
それにただエロいだけじゃない、愛し合ってるのに結ばれない不条理感が胸熱さをさらに強調し、絶妙にロマンスを盛り上げて、思わず涙が頬を伝う程に切ない。
完璧でございます。
なんつ〜か、テンポがいい。
訳本を読んでると、英語を日本語に置き換える過程が加わる事で、読み手への言葉の伝わり方にオブラートがかかるように感じる時があるんですよ。作者の伝えたい言葉のダイレクト感が薄れるような感じ。ただこの本は、基が英語だという事を忘れる程に、言葉が読んでてグサグサ刺さってるくる。文脈の力強さとかダイレクト感は、翻訳した方の腕前の素晴らしさに加え、原作の良さもあるのかな。
だから、リズムのある文脈にエロシーンを飽きずに読めるわけですよ。それに加え、エロも強烈に激しいのだが、ヒーローのイチモツなんと10インチハーフ、26センチですよぉぉ。そんなもんでガンガン突かれたら痛くて無理と思うのだが、まぁフィクションの世界を盛り上げるには、現実離れした設定も必要。で、そんな大物をお持ちのヒーローは、根本まで全部入る女性にめぐり会えて、感動するわけ。「初めて全部根本まで女性の中に入れた」と。このレビューだと「だから? それで?」となりますがね、実際はこのシーンWet Rush的には結構萌え。ロマンスの醍醐味でもある胸がキューンとなる純愛セリフもいいよ。でもこういう現実離れしたエロの萌シーンに私弱いな。
この本は随分前に出版されて、皆さんもう読んでるだろうから、細かい解説は無用と判断。Wet Rushの言いたい事勝手にツラツラ書いときます。
さて、この本はシリーズで続きがあるようなのだが、2部の評価はいまいち。読むかどうか迷ってる。まぁその内ね。
お仕事お疲れ様です。この本面白そうですね。
ええ、私も翻訳は大事だと思います。翻訳家の力量で作品の良さが変わってきますね。
フィフティ・シェイズの池田真紀子さんなんか、一流どころだけあって上手いと思いますよ。
今、こちらで薦めていたDrivenの一巻読んでます。
廿日草さん。ほんと翻訳大切ですよね。特にこんな事いうとなんですが、EL Jamesのトホホの文書を池田さんが最大限に化粧直ししてくれたって私思ってます。
とこで、Driven!!!
今もこれからもずっと私のヒーロー惚れドNO1はコルトンですから〜!! いやぁ〜もう、コルトンを語れる人がいると思うと本当に嬉しい (^O^)/ ぜひぜひ、絶対(しつこく念押し)感想教えてください!! キャァぁぁぁ〜。