REVEALED: The Missing Years : Consequences (4)

2014年9月30日 | バニラ, 洋書, 総合評価 3 | コメント0件

REVEALED: The Missing Years : Consequences #4

トニー(Anthony Rawlings)は自分の犯した、クレア(Claire Nichols)への過ちをどんな風に償うことが出来るのか考えていた。そして彼は、今まで築き上げてきたConsequences(身から出た錆)、富、権力、名声、世間へのイメージ、すべてを投げ出す覚悟を決める。それと同時に、トニーとクレアの周りで渦巻いていた多くの事件は急展開を迎え、ゲームの駒がイッキに動きを加速していった。

  • 胸熱度 60% 60%
  • 濡れ度 10% 10%
  • 泣き度 70% 70%
  • 総合評価 50% 50%

Consequencesの4部にあたる、3部の深層を綴ったストーリー。
このConsequencesシリーズ、簡単に説明すると、ロマンス+サスペンスなのだが、サスペンスのネタが3部で大展開を迎える。クレアは、計り知れない苦悩や身体的な苦痛を抱えながら、2部終盤に起きた事件がきっかけで、精神のバランスを崩しリハビリ施設に入っていた。3部では静かに療養生活を送る裏で、トニーを始めとする登場人物たちのストーリーは激しく動き回っていくのだが、そんな激しさを表したのがこの4部。

つまり、事の行方を読者はすでに3部で理解しているので、この4部の結末は分かっている。でも、その結末に行き着くまでに、登場人物達は、遠回りしたり、誤解や疑惑を抱いたり・・・と、読者は読んでてストレスが上がる。「違うってばぁ~」と読みながら思わず声を上げてしまったWet Rush。

そして、トニーとクレアにロマンスはというと、せつないねぇ。

あれほど、トニー嫌いと豪語しておきながら、結果、トニーに惚れてるWet Rush。というか、普通にロマンス好きなら、間違いなく惚れるな。1部~4部を通して、「一時の幸せ」を何度も経験するトニーとクレア。でも、サスペンスの要素が邪魔して、いつまで経っても2人は幸せになれない。トニーは、過去に犯したクレアの罪を自ら償うのだが、不思議と「もうそんなに自分を責めないで」とトニーを一生懸命応援している自分がいたり。

3部同様、あまりにも内容の展開が激しく、ネタバレせずに、レビューを書くのが本当に難しい。事の背景を説明せずに、ただ自分の感想を述べるだけで、このレビューを読んだ人は、Wet Rushが何を言いたいのか理解出来ないと思う。けど、許してください。

とにかく、このシリーズ、過去に例のないロマンス+サスペンスにスピード感があって、こんなに長いシリーズにも関わらず、飽きることなく読める、ホントに面白い本でした。

“Today, I’d take her in my arms and convince her that she was wrong that she deserved all the love and respect, and to keep her chin held high because she had nothing to ever be ashamed of. She was never a whore. She’s always been my queen. In our fuck’n wasted game of chess, the king can survive without the queen, but he doesn’t want to – he needs her.”

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