Seduced in the Dark: The Dark Duet (2)

2014年2月4日 | BDSM, 泣き本, 洋書, 濡れ本, 総合評価 5, 胸熱本 | コメント0件

カレブ(Caleb)によってSubmissiveのすべてを教え込まれたオリビア(Olivia Ruiz)、オークションにかけられる前に、訪れた、とある屋敷で毎晩のように繰り広げられるBDSMパティー、そこでオリビアをBDSMデビューさせた後、ラフィーク(Rafiq)と合流し、オリビアをオークションに連れて行く計画をたてていた。 

  • 胸熱度 100% 100%
  • 濡れ度 100% 100%
  • 泣き度 100% 100%
  • 総合評価 100% 100%

Captive in the Dark: The Dark Duet #1の続編、第2部。この本、過去イチ凄い内容の本にめぐり合えたという感じです。とにかくすごい。特に終盤は、涙・涙。号泣のなか無理やり読書を続け頭痛を覚え、頭痛薬を飲みながら、読んだ本です。

とにかくIntense!! Dark, emotional mind fucking book ever!!!!!!

ストーリーは、オリビアが病院のベットで目が覚めた所から始まります。誘拐・監禁、そして背後にマフィアも絡む人身売買、FBIの捜査官から連日尋問を受ける毎日。物語は、オリビアがカレブとの出来事を証言する形で、進んでいく。オリビアの病名は、「ストックホルム症候群」。しかし、オリビアは、カレブとの関係がそんな生優しいものではないと、分かっていた。

この本でのBDSMがハード過ぎです。ストーリーの中でのBDSMは、プレイではなく実際の生活でもBDSMの関係を保つことを要求しています。Subは完全に自由や主張を奪われた奴隷であり、いかなる時も首輪を付けて、チェーンに繋がれ、Domの一歩後ろを裸または下着で歩くこと。食事の時、椅子に座るのはDom、SubはDomの足元に床に直に座り、食事はDomよって与えらえる。Domの目を直接見ることは出来ず、必要に応じてDomの足置きや背もたれにもなり得ること。そしていかなる時もDomの要求(性も含む)に答えなければならない。

当然オリビアはそんな事が出来るわけもなく、カレブもまた、オリビアにそこまで冷血にはなれずにいる。

カレブは、ずっと悩み葛藤を抱えていた。忠誠を誓ったラフィークとの復讐を第一と考えオリビアを売り飛ばすべきか、何の罪もないオリビアに一生の苦悩を与えてしまっていいのか。

カレブがオリビアを救おうと決めたきっかけは男女のシンプルな感情「嫉妬」。それが愛なのか、正確には分からないカレブだが、ただただ思うのは、

Mine!

Mine!

Mine!

She is mine!

“I was never your slave, Caleb. You tried, I’ll give you that, but we both know you belong to me, as much as I, belong to you. If you’d really been able to break me down, and build me back up, neither of us would be here. No matter how fucked up the circumstances, I genuinely fell in love with you…and…and believe it or not…you love me too.”

実は、カレブがオリビアに与えようとしている「一生の苦悩」を一番理解しているのはカレブ自身であり、軌跡的にその苦悩から救いの手を差し伸べてくれたのがラフィークだった。しかし、救いの手を差し伸べてくれたラフィークが実は、救いの手を放した人物であることが分かり、カレブは、彼自身のため、またオリビアのために、ある決断をします。

ここからは、強烈すぎて、呼吸をするのも忘れるほどの、ストーリー展開となります。

そして、オリビアが最後に聞いたカレブの言葉は、

“Live for me, Kitten. Be all those things you’d never be with me. Go to school. Meet a normal boy and fall in love. Forget me.”

初めてのオール100%です。とにかく素晴らしいストーリーでした。そして最終章の3部に話は進みます。

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