Simple Perfection: Rosemary Beach (6)

2014年7月5日 | バニラ, 洋書, 総合評価 3 | コメント0件

Simple Perfection: Rosemary Beach #6

ウッズ(Woods Kerrington)は父の死亡により、実質ケリントンカントリークラブのオーナーとなり忙しい日々を送っていた。また、政略結婚を推し進める父がいなくなったことで、デラ(Della Sloane)との幸せも掴もうとしていた。しかし政略結婚の相手、元婚約者アンジェリーナ(Angelina)の嫌がらせや、ウッズと母との衝突。そしてなりより、デラ自信の不安定な感情など、2人が幸せになるには解決しなければならない問題が立ちはだかっていた。

  • 胸熱度 60% 60%
  • 濡れ度 40% 40%
  • 泣き度 15% 15%
  • 総合評価 40% 40%

Rosemary Beachシリーズ、6部はウッズとデラのストーリー後編。

作者のアビー・グラインズ、ビッチをストーリーに登場させるのがお好きなよう。1~4部のブレアとラッシュのストーリーでは、ラッシュの妹ナニーテ(Nannette)をビッチ役として、2人の関係を邪魔し、このデラとウッズのストーリーではウッズの元婚約者アンジェリーナがビッチぶりを発揮します。実際ストーリーの中でもウッズは「世界で1番のビッチは、アンジェリーナで、2番目がナニーテ」だと明言しているくらい。

あ、ちなみに、日本ではビッチの意味をヤリマン女みたいに使うけど、本来の英語の意味は、頭のイカれたとんでもない女の事をさすのね。だから処女でもビッチは存在するわけで、別にシモに特価した事じゃない。

で、話はこの本のレビューに戻り・・・。

そんなビッチ達のターゲットとなるヒロイン達ですが、1~4部ブレアは嫌がらせに屈しることなく、賢明にナニーをあしらいます。しかしデラは幼い頃の虐待の後遺症も拍車をかけ、アンジェリーナの嫌がらせに立ち向かう強さに少し欠けてた。そんなデラを助けたのがブレア。デラは強く逞しいブレアを目の当たりにし、「自分もブレアのように強くなりたい」と彼女にあこがれをいだく。

デラは、精神に問題があった母親に監禁・虐待され育ったことで、自分は人より劣っていると洗脳されている節がある。また、自分もいつか母のように精神がおかしくなるのではという恐怖を常に抱いており、そのことが「自分はウッズに相応しくない」という固定観念に繋がり、ウッズの思いを素直に受け止めることが出来ずにいた。

悲しいかな、虐待を受けて育った人は、相手に傷つけられる前に自ら身を引き自分を守る傾向がある、デラはブレアのように強くなりたいと思いながらも、ウッズから突然身を引きます。ちなみにこの手の感情The Driven Trilogyシリーズのヒーロー、コルトンやOn Dublin Streetシリーズ1部のヒロイン、ジェスリンも同じでしたね。

デラは周りの友人の支えや説得からの母の洗脳からの開放など、デラ自信の気持ちを整理することで、ウッズの思いを素直に受け入れるようになっていく。ウッズの元に戻ったデラ、エロチカロマンスお決まりのエロシーンに突入するのですが、このシーン、読者の胸に2人の会話がグッと突き刺さる、インテンスなシーンで濡れ度高めです。

ストーリー全体的には、前に読んだことあるなこの流れ・・・と思いながらも、まぁ無難にまとめられ、最後まで飽きることなく読むことができました。

Rosemary Beachシリーズの7部と8部は、ラッシュの元義理の弟グラント(Grant)と、ナニーの妹ハーロー(Harlow)の恋話の模様。7部はすでに発売されていますが、8部はまだ未発売。続きモノはイッキに読みたいと思っているWet Rushは、8部が発売されてから、7部を読み始めようと思っています。ということで、このRosemary Beachシリーズの続きは、しばし保留ということで。

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