Tamed: Tangled (3)

2015年10月27日 | バニラ, 洋書, 総合評価 3 | コメント0件

Tame: Tangled #3

最近入社してきた期待の新人ケイト(Kate Brooks)とある日ランチに出かけたマシュー(Matthew Fisher)は、ケイトの親友のデロレス(Delores “Dee” Warren)に出会う。派手でセクシー、でもチャーミングなデロレスに魅了されたマシューは、彼女の連絡先をケイトから聞き出したのだった。 

  • 胸熱度 20% 20%
  • 濡れ度 30% 30%
  • 泣き度 10% 10%
  • 総合評価 15% 15%

エマ・チェイス「もつれた関係」のTangledシリーズ続編、3部目。このシリーズのメインヒーロー、ドリュー(Drew)とヒロイン、ケイトの親友同士のロマンス。ストーリーはマシュー目線で話が進みます。

ザクっと簡単に説明すると、この本は1〜2部のドリュー&ケイトと逆で、ヒーローは地に足の付いたまともキャラ、ヒロインがドリューのような破茶目茶担当という感じ(といってもドリュー程飛び抜けてはいないけどねww)。

マシューはデロレスに始めて合った時から、彼女を魅力的だと思っていた。それが恋なのかは分からないが、彼女と親しくなりたいとケイトからデロレスの電話番号を聞き出す。ケイトからはデロレスは男性と深い関係になる事を求めていないので、友達など軽い付き合いならと進められる。

最初は軽い気持ちで始まったマシューとデロレスだが、マシューはデロレスに過去に感じた事のない特別な感情を持ち始めていた。

ところが、デロレス。

過去惚れた男に散々な目に合っていた。はじめは16歳で妊娠して捨てられ中絶を経験、その後の男は実は妻子持ち、次はギャンブル依存症と、尽く付き合う男に恵まれず、人並み以上に男に警戒心を持っている。

あのねぇ〜その理屈は分かるのよ。でもねぇ…まぁ〜〜デロレス頑固。

Wet Rush前にもレビューした事あるけど、女に厳しいのよww。だからデロレス駄目。

事あるごとに、マシューに嫌われるような態度を取ったり、彼を全く信用せず被害妄想を炸裂させたりと、ちょっとねぇ…Wet Rush読んでて彼女が痛々しかった。

ヒーローが、過去のトラウマに縛られて、自分の気持ちに素直になれずアタフタしたり、ヒロインにワザと冷たい態度を取ったり、でも抑えきれない感情をエロという形でヒロインにぶつたりするヒーローの不器用さはおおいに結構(むしろ大好物)。でもこれがヒロインの場合は話は別(爆)。

不公平って。うんそう(完全なる開き直り)。

あは、女に冷たいでしょww。

この本の面白かった所は、そんな不安定なヒロインの感情を、マリアナ海溝並の深さで理解して許すヒーローの一途さと、それを実行する彼の強さに魅力を感じた。

最後はマシューがデロレスに「いい加減しろ〜!」的に逆ギレかまして、デロレスはやっと彼への気持ちに目を覚ますのだが、なんとなく全体的に不完全燃焼な本だった。あ、ちなみにラブコメ度もいまいち。

この本はマシューとデロレスのロマンスがメインではあるけれど、1〜2部のドリューとケイトのスッタモンダロマンスのその裏で実は…周りの皆はどうだったとかを別の角度から見せる役目もあるのかも。

さてさて、このシリーズ最後の4部はまた話がドリューとケイトに戻り、ついに2人は結婚となる模様(現在読書中: 乞うご期待)。

日本語版 Tangled / 訳:出水 純(Amazon Japan)

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