青の炎に焦がされて

2016年9月13日 | バニラ, 和書, 総合評価 3 | コメント0件

青の炎に焦がされて

 モーガナ・チャペスは幼い頃から兄の親友で海軍特殊部隊のクリント・マッキンタイアに思いを寄せていた。しかしクリントはモーガナを思う素振りを見せながらもけして一線を越えようとしない。モーガナはクリントへの思いをたち自分を変えるために麻薬捜査官になり、最近被害者が増えているデートレイプドラッグ事件のおとり捜査のためのSMクラブに出入りしていた。そして、そのSMクラブで偶然にもDomのクリントに再会するモーガナだった。

著:ローラ・リー(訳: 桐谷 知未)

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  • 胸熱度 30% 30%
  • 濡れ度 80% 80%
  • 泣き度 15% 15%
  • 総合評価 50% 50%

久しぶりの訳本でございます。いやぁねぇ〜ホント久しぶり。自分のブログを見返してみたら、最後に訳本を読んだのは、3ヶ月前だった(汗)意識して読んでいなかったワケではないが、とにかく洋書は読みたい本がありすぎて、積本も尋常じゃない数あり、訳本まで手が回らないんだな。

ただ、先週大量に訳本を仕入れたので、これから訳本も増えてくる予感。そしてこの本は友人Cからの贈り物。Special Thanks.

さて、この本のレビューに戻ります。

う~とね、登場人物、プロット、サスペンスの運びなんかは全体的に面白いと思う。

海軍特殊部隊のマッチョヒーローは、BDSM好きのドムで、ヒロインをずっと思ってる。でも彼の幼少期のトラウマが邪魔をしてヒロインへの思いを認める事が出来ない(まぁよくある設定だな)。

一方ヒロインは、いつまでたっても煮え切らないヒーローに嫌気が差しつつも、最後で彼を吹っ切れない。女性らしい弱さを持ちつつも麻薬捜査官として大胆な強さなんかも兼ね備えた女性。

そんな2人がデートレイプドラッグ事件を通して関係を深めて行く話(基本的にヒーローが過去のトラウマにケリを付けてヒロインへの思いを整理していくんだが)。

あのねぇ…この本2010年に訳出版された本で皆もう読んでるだろうし、この本のレビューも沢山ネットに存在するので、面白かった点は割愛(手抜き:爆)。

「全体的に面白い」と言いながら、なぜ総合評価を50%にしたかを書かせてくれ。

まずねぇ〜、ヒーローがBDSM好きのDomって設定の割には、ヒロインとはバニラなのよ。この中途半端感嫌だなぁ…と。話の中でヒーローは高い金をSMクラブに注ぎ込んむ年会会員の筋金入りのDomらしいのに、なんでヒロインにはバニラ? オトリ捜査で、ヒーローのSubとしてSMクラブに乗り込むヒロインも、「人前でこんな破廉恥な事は出来な〜い」、「私は誰にも属さない、Domの言いなりなんで無理」といきがるのだが、私にしてみりゃ「全然BDSM分かってない!!!」

BDSMにおいてDomの言いなりになるSubが必ずしも弱いわけじゃないのよ。

ヒーローだって、Domとか言ってもただの「ごっこ」なんだな。

こんな中途半端ならBDSMをストーリーに盛り込まず、アルファっけが強いバニラヒーロー位にとどめておけばいいのに。

ローラ・リー、BDSMに関してリサーチ不足?

そして、もっと残念なのが(これは完全にWet Rushの好みと前提して)、なんとも読みづらい訳だった。

翻訳者の苦労とか、翻訳の常識とか完全に無視して、勝手に言いたい事言わせてもらいますが、もっと日本語としてスッキリ読める訳に出来ないのかな?

英語と日本語では文脈が違うから、英語の文脈をそのまま訳すと日本語として不自然。文章一行、一行が読んでて「スッと」頭に入るように、ジャンジャン文章構成をシャッフルして、余分な同義語は削除してもいいと思うんだよね。この本を訳した方の特徴は英文脈をそのまま日本語に置き換えてて、読みづらかった。

例えば…

彼がお互いのお互いに対する欲求をもてあそび…

意味は分かるよ。でも「お互い」一個削除してもよくない?

これは一例だけど、こんな風に英語特有の言い回しに無理に執着せず、文章のその意味を残しつつも日本語として「スッキリ、スッと」頭に染み入る「読める日本語」にして欲しい。

せっかく面白かったストーリーがこれじゃ台無しと、がっかりだった。

勝手に言いたい事ツラツラ書いてますが、桐谷 知未さんごめんなさい。

所でこれ、Tempting SEALsというシリーズモノだが、洋書はこれ2部目にあたるのね。1部はヒロインの兄リーノ・チャペスとヒーローの妹レイヴン・マッキンタイアのストーリー。確かにこの本では、なんの説明もなくリーノとレイヴンが新婚旅行中の設定で、違和感あったんだよね。1部の方が2部より後に出版されたみたいだけど、気になる。

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