The Beast: Black Dagger Brotherhood (14)

2016年5月10日 | バニラ, 洋書, 総合評価 1 | コメント0件

The Beast: Black Dagger Brotherhood #14

レイジ(Rhage)はツレのメアリー(Mary Luce)と幸せな毎日を送っていた。しかしこの頃お互いの仕事の忙しさにすれ違いが多い。そんな中、子供を授かり家族として幸せな日々を送っている他のブラザーズを見るたびに、レイジの中に何かが足りない空虚な思いが芽生えてくる。それが家族(子供)と分かった時、子供を産む事のできないメアリーに対して、レイジは罪悪感を覚えていた。

  • 胸熱度 10% 10%
  • 濡れ度 10% 10%
  • 泣き度 20% 20%
  • 総合評価 15% 15%

皆さんお久しぶりでございます。Black Dagger Brotherhoodシリーズついに14部目に突入。

この前に読んでいた本、シルビア・デイのOne with Youのレビュー書いたのが約2週間前、でその後すぐにこの本を読み始め、なんと今日までずっとこの本読んでた(笑)。確かにねJ・R ウォードの本って、無駄にページ数多いけど、この本も同じく500ページ越えの長編。

でもなによりねぇ…

話がAll over the place、とっ散らかり、散漫、支離滅裂、なんて表現したらいいのかねぇ…(汗)。

要はさ、レンジが子供欲しいなぁと思って、でもメアリーは産めないしそれを責めるつもりもないし、彼女に罪悪感を持ってほしくない(とは言え当然メアリーは悲しむが)、そんなこんなしてる時、メアリーがカウンセラー務めるDV女性ヴァンパイアの保護施設で、夫のDVで命を落とした女性の娘が孤児となり、レイジとメアリーはその子を養子に迎える決意をして、レンジとメアリーの子供欲しいけどできない問題が解決。

ってざっくっとそんな話なのよ。あきらかに500ページ越えも必要ないわな。

なのに、74章にも及ぶ(1章あたり約7ページ)の「このくだりまったく必要ないじゃん」と思わせる超コマ切れ章に、他のカップルの話やら、新キャラ登場させるための無駄としか思えないドラマとか、あっちにこっちに、とにかく支離滅裂、散漫、とっ散らかりのAll over the fucking place.

読んでてとにかく飽きて、章ごとに話がコロコロ変わって、読み手の持久力も萎えて、とにかく読書が進まなかった。

J・R ウォードの書く本はとくに「とっ散らかる」傾向が多いけど、メインとなる話(その本でのヒーロー&ヒロインのロマンス)がしっかりしていれば、他の無駄な話が途中ちょろちょろ盛り込まれていても、読者は飽きずに最後まで読める。ところがメインの話がイマイチだと、だだの「とっ散らかり本」じゃないかと。

相変わらず、トロけるような事も平気で口にする、レイジのアルファ炸裂な魅力とか、龍に変身したレイジを「私の大きなペット」とか言って完全に躾けるメアリーとか、娘を養子に迎える事でのレイジとメアリーの心の変化と家族の意味、などなどまぁそれなりに面白いところもあったけど、はっきり言って、途中で読むのを辞めようかと思うほどに飽きた。

6部のフュアリー(Phury)の回も相当つまらんと思ったけど、この回もそれを上回るほどに残念な本。

とは言え、Goodreadsとかのレビューは評判いいんだけどね(不思議)。

とにかく、どうせ「とっ散らかる」本を書くJ・R ウォードなら、わざわざこの本を一冊にして出版しなくてもよかったじゃんって思える。別の誰かのロマンスに、このレイジとメアリーの養子騒動も盛り込むのでまったくOKだったよね。

しかもこの本、Kindleでも洋書のくせに¥1,389の驚きの値段(ボリすぎ)。

ところで、次の15部は、今からすでに「切なさマックス」なレイラ(Layla)とコー(Xcor)の話。この本にもチョッロと登場するが期待大。2017年の発売らしいが絶対読むよ。この本に関しては散々文句言ってるけど、それでもね、BDBファンとしては、ずっと付いていきま〜す!!

日本語版ブラック・ダガー・ブラザーフッドシリーズ / 訳:安原 和見 (Amazon Japan)

     

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