Twisted Perfection: Rosemary Beach (5)

デラ(Della Sloane)は辛い過去から自分を変えるために、1人気ままにアメリカ中を旅していた。海辺のリゾート地 ローズマリービーチで立ち寄ったガソリンスタンドで魅力的な男性ウッズ(Woods Kerrington)に出会う。一夜限りと割り切り、デラとウッズは体を重ね、デラは旅を続ける。その後、新しい滞在先で知り合った友人トリップ(Tripp)の進めで、しばらくトリップの故郷に滞在することにしたデラ。トリップの故郷とはローズマリービーチだった。
- 胸熱度 70%
- 濡れ度 40%
- 泣き度 20%
- 総合評価 50%
Rosemary Beachシリーズの5部。今度は、ローズマリービーチにあるゴルフカントリークラブの若きオーナー、ウッズとデラのストーリー。フロリダ州のローズマリービーチは、メキシコ湾に面した静かなリゾート地。ケリントンカントリークラブは地元の人や夏の間だけ滞在する金持ちなどの社交の場として、このシリーズを通して何度も登場する。1部~4部のヒロイン、ブレア(Blaire)が働いていたのもケリントンカントリークラブ。つまりウッズは、ブレアの上司、1部~4部のヒーロー、ラッシュ(Rush)とは幼馴染にあたる。
デラはトリップの進めでローズマリービーチにしばらく滞在し、旅の資金を貯めるためにケリントンカントリークラブで仕事を始める。一夜限りと割り切っていたデラとウッズだが、2人はお互いの事を忘れずにいた。そして今度は上司と部下として再会する2人。しかし、2人が単純に一緒になるには、簡単なことではなく・・・。
ウッズには政略結婚をさせられる婚約者がおり、ウッズの両親はデラとの関係を猛反対する。またデラは長い間精神に問題があった母親に、監禁・虐待を受けて育ち、外の世界をまったく知らなかった。そんな過去から自分を変え、経験出来なかった事に挑戦するためにアメリカ中を旅しているデラ。しかし母親から解放された今でも、記憶障害や悪夢などに悩まされており、それをネタに、ウッズの父親は、彼女をウッズから遠避けようと画策したり。デラ自信も自分はウッズに相応しくないと思い続けたり。
1~4部が複雑に入り組んだ家族の関係や対立を軸に1組のカップルが回りから攻められるのに対して、こっちはどちらかというと、内側から攻められる・・・、デラの過去が彼女を臆病にし、誰かを信用して受け入れることを拒むストーリーだと思う。
ウッズは、デラを愛する=デラも守ると等しいと考えているので、ウッズのアルファ度かなり高め。エロもなかなかWet Rush好み。おまけに、アビー・グラインズの文章が読みやすいので、イッキに読めるストーリー。
“You are mine. Do you hear me? You are mine, Della Sloane. I will take care of you. Nothing is taking you away from me. Nothing.”
“I want to be inside you again, Della. I want to pull this sexy ass excuse of a skirt up and bury myself in the tightest pussy I’ve ever been in.”

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