Until Fountain Bridge: On Dublin Street (1.5)

脳に腫瘍が見つかり、大手術を経験したエリー(Eille Carmchael)。病が発覚したことで、長い間、片思いだった兄の友人のアダム(Adam Sutherland)への思いがやっと実り、2人は幸せだった。アダムの家で同棲を始めた2人、過去に日記に目を通すエリー、2人の長い長い歴史に思いを巡らせていく。
- 胸熱度 30%
- 濡れ度 10%
- 泣き度 40%
- 総合評価 30%
On Dublin Streetシリーズの1.5部。ブレイデン(Braden )の妹エリーと、ブレイデンの子供の頃からの親友アダムのストーリー。中編小説ですので、サラっと読めます、
そして、なんともエリーが可愛い。1部を呼んだ人なら、エリーがどんなキャラか知ってると思いますが、色で表すなら、オフホワイトとベイビーピンクのストーリーです。彼女のふわふわしたイメージが本から伝わって来て、思わず笑顔になります。脳の手術で、髪を無くしたエリー、本の中でベリーショートの彼女を、アダムは可愛いと言うように、本当に可愛いんだろうな、と想像してみたり、それにしては、本のカバーの写真、全然イメージ違うけど・・・(汗)。
元ルームメイトで、兄の彼女のジョスリン(Jocelyn )は、小説家の卵(ほぼ目が出つつある)。「恋愛小説なんて、絶対書かない!」と彼女は言うけれど、ロマンス大好きなエリーは、ジョスリンに恋愛小説を書いてもらいたい、そこで、ストーリーの参考してもらおうと、彼女の過去の日記を渡そうと考える。アダムと一緒に日記に目を通すエリー、そこには、長い長い月日におよぶエリーのなんとも切ない思いが綴られいた。
改めて、エリーの思いを知ったアダムは、
”He clamped a large hand down on mine as I moved to lift the diaries. I glanced up at him and he shook his head with a small smile. “It’s painful to read how my stupidity hurt you at the time, but I like being inside your head. I like knowing that while I was struggling with the fact that I had fallen in love with my best friend’s little sister, she loved me back more than I could ever hope to deserve.”
“Smart, funny, beautiful, passionate and she tells me I can do anything I want to her.”
“Ellie, I want everything with you.”
日本語版On Dublin Streetシリーズ / 訳:金井 真弓 (Amazon Japan)
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