Up to Me: The Bad Boys (2)

オリビア(Olivia Townsend)とキャッシュ(Cash Davenport)の関係が親密になっていく中、キャッシュとナッシュがずっと沈黙を保っていた過去が動き出した。その影響でオリビアが危険に晒され、彼女を守るためキャッシュが仲間と立ち上がる。
- 胸熱度 50%
- 濡れ度 50%
- 泣き度 15%
- 総合評価 40%
The Bad Boys (1)同様、一番肝心なポイントが軸に動いているこのストーリーをネタバレせずに説明するのがなんとも難しい本。そこで、前回同様キーワードで乗り切る。ストーリーのすべてのポイントが「ねじれ」のような気がする。
バットボーイのキャッシュとまじめでクリーンなナッシュ。でも「ねじれ」。
- オリビアといとこのマリッサの「ねじれ」関係。
- 誠実でシンプルなオリビアの父とその逆の彼の弟(マリッサの父)の人生の「ねじれ」。
- オリビアの母と彼女の父の人生の分かれ道の「ねじれ」。
一見、幸せそうに見えて不幸だったり、不幸に見えて幸せだったり、人間は見た目では分からないし、幸せや不幸はその一瞬で「ねじれ」ると考えさせられるストーリー。
↑ かなり意味不明だな・・・この説明。
何か言いたいかというと、エロティックロマンスの割に、人間模様が色濃いストーリー。いじわるに言うと、オリビアとキャッシュのロマンスは、1部である程度完結しているので、2部は2人の周りに焦点を当てて話が進んでいくストーリーです。プラス、アクションも含む、盛り沢山な内容。キャッシュとナッシュの父が過去に犯した罪が、兄弟の母を死亡させ、父を刑務所に入れてしまいました。またその事が原因で、今でもキャッシュとナッシュに大きな負担を負っている。兄弟は、その負担をずっと隠してきましたが、ある事がきっかけで、動き出す。その影響がオリビアにも飛火し、キャッシュがそれに立ち向かい、幸せを掴んでいくストーリー。
Happily ever after doesn’t come easy. But for love, it’s always worth the fight.
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