When You’re Back: Rosemary Beach (11)

- 胸熱度 60%
- 濡れ度 60%
- 泣き度 20%
- 総合評価 50%
Rosemary Beachシリーズ11部目。
マセとリーシー同棲初めて、幸せまっしぐらのはずが、まぁ簡単に幸せにはならんわな。前回の11部でもレビューしたけど、アビー・グラインズが人の感情を揺さぶる文章を書くのが上手いので、キャラがなんともイキイキしてる。
今回マセの従姉妹(実際には血の繋がりはない)が幼い頃からマセに思いを寄せていて、リーシーにとにかく歯向かう。「私のマセを奪ったあの女絶対許せない!!」勢いで、マセを独占しようとあれやこれやとリーシーに挑戦状を叩きつける。
その従姉妹マセからしたら妹みたいな存在でしかないのだが、健気な可愛い妹を装いながらもリーシーに毒吐きまくりなキャラを作ったアビー・グラインズがなんともニクい。作者の思惑通り、本当にその従姉妹が憎たらしくて、読んでて蹴りでもかましたくなる。
また、リーシーにも謎の男が出現。
リバー(River Kipling:通称キャプテンCaptain)は1部のヒロインブレア(Blaire)の兄。リーシーの事好きなの?と思えるような微妙な感じで突然このストーリーに現れ、何か「ちょっと話ウマ過ぎじゃない?」と設定に無理を感じでいたら、偶然ストーリーに登場させたのではなく、ちゃんと裏がある。次の13部はこのキャプテンがヒーローらしい。しかも今までのおぼっちゃまヒーローと違って、秘密を抱えたダークーヒーローの模様。う〜ん楽しみだ。
とスッタモンダが有りながらも、最後はやっとHappy ever after。そつなくまとめたアビー・グラインズに拍手です。
I can swear to you that you will always be it for me. No one fits me like you. No one makes me feel whole. No one else ever will.
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